MacとiPhoneとiPadのケーブル種類は出張時にどれ持ってく?
最近飲み過ぎのためダイエット中の佐々木です(><)b
さて今回は、MacとiPhoneとiPadのケーブルについて考えてみたいと思います。
ワタクシ、去年後半から妙に出張が増えておりまして、そのとき絶対に忘れてはいけないものが、MacやiPhoneやiPadの各種ケーブルと電源コネクタなのでありますね。
歯ブラシを忘れてもホテルにありますし、着替えが足りなくなってもホテルで洗えます。
だがしかし!
ケーブルと電源アダプタを忘れてしまうと大変です。iPhoneならホテルで貸し出してくれるかもしれませんが、Macのケーブルはホテルに常備されていることまずないでしょう。
それにMacは、丸1日のミーティングとかになると電源アダプタが必要になりますしね。
ということで、どんな種類や規格のケーブルが必要になるのかを考えてみました。
持ち出す端末について
ではまず、ぼくが持ち出している端末(コンピュータ)について。
出張時には、下記端末を持ち出しておりますね。
- MacBook(無印)
- iPhone X
- iPad Pro 10.5インチ
- AirPods
- モバイルWi-Fi(UQの『Speed Wi-Fi NEXT W05』)
以上です。改めて上げるとずいぶん多いですねぇ(^^;
Apple Pencilも持ち出しますが、アレはバッテリー長保ちするし、変換アダプタを屋外に持ち出すと無くしそうだしで、今回は考察から外すことにします。いざとなったらiPad Proから充電すればいいでしょう。
それとぼくはMacBook(無印)を使っていますが、2016年以降のMacBook Proでも充電にUSB-Cを使いますので、MacBook Proユーザーでもこれからお話しする内容は参考になると思います。
考察1.ケーブル3種類だとどうなる?
それでは、どの種類のケーブルを持ち出したらいいかについてお話していきましょう。
ぼくが最初に考えた持ち出しパターンは下記でした。
- USB-C充電ケーブル2m(MacBook/モバイルWi-Fi用)
- USB-C - Lightningケーブル1m(iPhone/iPad/AirPods用)
- 延長コード
- USB-C Digital AV Multiportアダプタ
- 29W USB‑C電源アダプタ
1番の『USB-C充電ケーブル2m』は、MacBookに同梱されているケーブルのことですね。
このケーブルを、5番『29W USB‑C電源アダプタ』(同じくMacBookに同梱されてるアダプタ)に差して電源コードとして使うわけです。
この1番と5番のセットで、モバイルWi-Fi『Speed Wi-Fi NEXT W05』が充電できたのもよかったです。『Speed Wi-Fi NEXT W05』はUSB-Cコネクタだったのです──確認せずに買っておりましたが(^^;
なのでPC関係のケーブルは、USB-Cだけで間に合いました。
ですが、ここからがAppleさんの悩ましいところで、iPhone/iPad/AirPodsは規格がLightning端子になるじゃないですか。
そうするとですね、持ち出すケーブルも別々になってしまうのですわ。
USB-CかLightningか、どちらかに規格統一してもいい気がしますけどねぇ。
それでぼくは、できるだけ持ち物を減らしたいので、目を付けたのが3番の『USB-C - Lightningケーブル1m』でした。
このケーブルは、片方がUSB-Cで、もう片方がLightningケーブルになっているのですね。iPhoneとかに同梱されているケーブルとは違うので別途購入しています。
ということは、5番の『29W USB‑C電源アダプタ』で、iPhoneやiPadが充電できるということになります。
つまり、持ち歩く電源アダプタが1つ少なくて済むわけです。
ちなみに『29W USB‑C電源アダプタ』は、iPhoneやiPadも充電できること公式に謳っていまして、さらには急速充電できるというスグレモノです。
ちなみに3番の『延長ケーブル』も、MacBookに同梱されているアレです。
この延長ケーブルがあると、出先の会議室とかでけっこう重宝するんですね。机の配置によって、壁の電源プラグに届かないことがあるので。
1番の『USB-C充電ケーブル』が2mなのも同様の理由で電源プラグに届かせるため、なのですが、2mでも届かない場合があるので、それで延長コードを持ち歩いています。
4番の『USB-C Digital AV Multiportアダプタ』は変換コネクタで、プロジェクタ接続とUSB3機器接続に使います。
ちなみにMacBookはUSB-Cポートが1つしかありませんので、この手の変換アダプタには、電源供給用のUSB-Cポートが付いている必要があるんですね。だからポートが3つあるわけです。
実際に使ってみると……
以上のケーブル種類で実際に出張してみましたところ、思わぬ不都合が生じました。
それは……充電が1つずつしかできないということです……!
電源アダプタを1つしか持ち出していませんから、MacBookを充電している間は、iPhoneやモバイルWi-Fiなどが充電できないのです(ToT)
4番の変換アダプタを使って、充電中のMacBookからiPhoneに給電する、というタコ足配線的充電にしようと思うも──つまり下掲写真のように充電しようと思っても……
変換アダプタの差込口はUSB3なのですが、ぼくは、持ち物を少なくしたいあまり、USB3のLightningケーブル(iPhoneとかに同梱されてるヤツ)を持ち出してなかったのです(゚Д゚)
そんなわけで、常に1つずつの端末しか充電できないことになり、ホテルでの充電が大渋滞になりました(^^;
考察2.ケーブル3種類/電源アダプタ2つのパターン
ということでやむを得ず、MacとモバイルWi-Fiの充電と、iPhoneやiPadなどの充電は切り分けることにしました。
- USB-C充電ケーブル2m(MacBook/モバイルWi-Fi用)
- Lightning - USBケーブル1m(iPhone/iPad/AirPods用)
- 延長コード
- USB-C Digital AV Multiportアダプタ
- 29W USB‑C電源アダプタ
- 12W USB電源アダプタ
赤字が追加・変更した部分です。
2番は、通常のLightningケーブルに戻し、USB3で接続できるようにして、6番のiPhone/iPad/AirPods用の電源アダプタを追加しました。
これでMac充電中に、iPhoneやiPadも充電できるようになりました。
そして4番の変換アダプタを使えば、MacBook充電中に、iPhoneに給電することもできるようになり(LightningケーブルがUSB3になったため)、空いている『12W USB電源アダプタ』でiPad/AirPodsの充電も可能となります。
以上で、ホテルでの充電渋滞は解消できました。まぁ荷物は増えちゃいましたが。
考察3.規格統一されるとどうなる?
そんなわけで、Apple製品をたくさん持ち出そうと考えるなら、ケーブル3種類/変換コネクタ1種類/電源アダプタ2種類が必要になるかなと思われます。
なのでやっぱり「規格統一して欲しいなぁ」と思って考えてみたのですが、よく考えてみると、規格統一されたとしても、充電を並行してやりたいなら持ち出すケーブルの数はあまり違いがないのですね。
仮に、iPhoneやiPadがUSB-Cの規格になったとすると下記の通り。
- USB-C充電ケーブル2m(MacBook/モバイルWi-Fi用)
- USB-C充電ケーブル1m(iPhone/iPad/AirPods用)
- 延長コード
- USB-C Digital AV Multiportアダプタ
- 29W USB‑C電源アダプタ
- 29W USB‑C電源アダプタ(2つめ)
MacBook充電中に平行してiPhoneも充電したいのであれば、以上のような持ち物になるでしょうね。
だったら、規格統一を待ち望むよりも、電源アダプタのほうを工夫してやればいいのではないか?と思いました。
考察4.電源アダプタの差込口を2口にすると?
つまり、電源アダプタの差込口を2口にしてやるわけです。
Apple純正品は出ておりませんが(2018年4月現在)、そういう電源アダプタは、サードパーティから発売されていました。下掲のようなヤツですね。
こういう2口電源アダプタを使えば、電源アダプタが1つ減りますね。
- USB-C充電ケーブル2m(MacBook/モバイルWi-Fi用)
- Lightning - USBケーブル1m(iPhone/iPad/AirPods用)
- 延長コード
- USB-C Digital AV Multiportアダプタ
- 2口の電源アダプタ
電源コンセントの差込口が1つしかないホテルもありましたので、そういうときも重宝しそうです。
ただなー。
やっぱり電源アダプタにサードパーティ製を使うのはいささか不安がある神経質なワタクシとしては、電源アダプタ1つ減らすのに、そこまで必死になる必要もないかと思いまして、2口電源アダプタの購入はやめました。
考察5(最終形).変換アダプタを上手に活用!
以上まで考察してようやく気づいたことは、そもそも論として、「MacとiPhoneを平行充電する必要があるのか?」ということでした(^^;
まず、ホテルに帰って充電必須なのはMacBookでしょう。これは間違いない。仕事で出張ってるんだから(笑)
それと一緒に充電したいのは、果たしてiPhoneやiPadなのか? イヤ違う(反語表現)
ぼくは、これらケーブル類とは別にモバイルバッテリーも持ち歩いていますので、iPhoneは、いざとなればどこでも充電できるのです。
iPadは、ホテルに帰ってからマンガとかアニメとか見る程度で──いつでもどこでも自宅でのライフスタイルを崩さないワタクシ(^^;──打ち合わせではMacBook主体のため、手書きしたいとき以外はiPadを使いません。
ちなみにモバイルバッテリーでiPadを充電すると、iPhoneのための蓄電残量が心許なくなるのでモバイルバッテリーはiPadに使いませんが、まぁiPadがバッテリー切れても出張にはさほど支障ない。(ちなみに家では、充電する間も惜しいほどiPadを使っているので、充電中は別のiPadを使います(^^;)
AirPodsに至っては、バッテリーが切れてしまってもまったく問題なし。モバイルバッテリーで充電しても蓄電残量は気にならない程度だし。
ということで、MacBookと平行して充電したいのは、モバイルWi-Fiだけなのでした。
モバイルWi-Fiがバッテリー切れになってしまうとネットに繋げないから大変です。iPhoneのテザリング(au)は有料化したこともあり解約しちゃったし(^^;
さらにモバイルWi-Fiの駆動時間は1日持つかどうかなので、朝起きたらフル充電しておきたいところ。
しかもぼくは、ホテルでアニメ見たりするときも、ホテルのWi-FiではなくモバイルWi-Fiを使うので、出張時は16時間くらいフル稼働なのです。
そんなわけで、MacBookとモバイルWi-Fiを平行充電してバッテリー満杯にして、それでも時間が余っているようなら、iPhone/iPad/AirPodsを充電すればいいことに気づいた次第です。
そこで目を付けたのが、4番の変換アダプタ『USB-C Digital AV Multiportアダプタ』です。
この変換アダプタの差込口は3つあるわけで……
あとは『USB-C - USB3ケーブル』があれば……
変換アダプタを噛ませてタコ足配線することで、MacBookとモバイルWi-Fiが平行充電できます。
さらにモバイルWi-Fiが満杯になったら、Lightningケーブルに差し替えて、iPhone/iPad/AirPodsの順に充電すればいい。
そんなわけで、持ち出すケーブルの種類は以下に。
- USB-C充電ケーブル2m(MacBook/モバイルWi-Fi用)
- Lightning - USBケーブル1m(iPhone/iPad/AirPods用)
- 延長コード
- USB-C Digital AV Multiportアダプタ
- 29W USB‑C電源アダプタ
- USB-C - USB3ケーブル
持ち物は6個になってしまいますが、かさばる充電アダプタを2つも持ち歩きたくなかったので、ひとまずはこれに落ち着きました。
とにもかくにも、この手の端末はバッテリーが切れたらただの板ですから、ケーブルと電源アダプタは本体と同等に重要ですね。
以上、ご参考になれば幸いです(^^)