Macのテンキー付Magic Keyboardは長くない?
先週頭にやっちまったギックリ腰の痛みがだいぶ引いてきた佐々木です(^^)
さて本日は、Macのテンキー付きMagic Keyboard(マジック キーボード)についてレビューさせて頂きます!
ぼくは、Mac用ワイヤレステンキーを長らく探していたのですが、なかなかいいのが見つかりませんでして。
ぼくが試したワイヤレステンキーはいずれも、5分くらいでBluetoothが切断(スリープ)されてしまい、「さぁ数字キーをタイプするぞ! えいや!!」とテンキーを押してみると反応せず……イラリとすること毎回でありました。
省エネのために、使ってないとスリープするのはやむを得ないかもしれませんが、でもいざ使おうというときにキーが反応しないのは頂けません。
そこで考えたのが、Apple純正のテンキー付きMagic Keyboardというわけです。ずっと使っているキーボードと一体型であれば、テンキーがスリープ状態になることありませんので。
ですがテンキー付きMagic Keyboardも、アレはアレで2つの難点があるなぁと思っていて、気にはなっていたけれど購入まで踏ん切りが付かなかったのですが、去年末にMacを新調したのを契機に買ってみました。
ということでまずは、テンキー付きMagic Keyboardの2つの難点からお話していきましょう。
テンキー付きMagic Keyboardの難点
ぼくが購入をためらっていた難点とは下記2つになります。
- 長すぎるのではないか?
- テンキーが右配置
テンキー付きMagic Keyboardはフルサイズですから、その全長は長いっす。
いやもちろん、テンキー付きMagic Keyboardは、もっとも主流なフルサイズのキー配置であることは重々承知の上なのですが……でもやっぱり、キーボードとテンキーの間にあるキーは、ぼくはほとんど使わないのでいらないんですよねぇ。下掲写真の赤枠のキーのこと。
矢印キーは使いますが、MacBook Proのようにキーボード一体型にしてくれれば、ぼくはもう慣れてしまっているので不便を感じませんでした。
なので、上掲写真赤枠部分を取っ払って、矢印キーをキーボード一体型にしてくれたらベストなんだけどなぁと思っておりました。
購入をためらっていたもう一つの理由は、テンキーが右側に配置されていること。
いえもちろん、これも至極一般的な配置であることは十二分に承知の上なのですが……ぼくは、テンキーを左側に配置して、左手でテンキーをタイプしているのです。もう十数年ずっとそうでして。ちなみにぼくは右利きであります。
右利きなのになぜ左側にテンキーを配置しているのかというと、キーボードとマウスの距離を詰めたかったから。
キーボードとマウスを手が行き来することで、右肩が腱鞘炎になってしまいまして(^^;
だから手の移動距離を少しでも詰めたかったんです。けっこう切実に。
以上の理由から、キーボード・テンキー・マウスの距離感はかなり気にしていたのですが、ここ1年くらい、肩のストレッチを毎日しっかりやるようになったら、その痛みもだいぶ軽減されまして!
「運動すればよかったのか!?」ということに気づいた次第です。十数年を経てようやく……(遅すぎ)
腱鞘炎が解消されるならばテンキーを左側に置く理由はあんまりありません。キーボードの長さも慣れれば大丈夫そう。
と思って、テンキー付きMagic Keyboardを購入した次第です。
テンキー付きMagic Keyboardの使い勝手
2017年12月に注文したところ、人気なのか3週間ほど待たされて、ついにMagic Keyboard(テンキー付きき)が到着!
開封するまでもなく、その箱を見て思わず、
「なっが!!!」
と独り言をもらしました(^^;
いやほんと、めっさ長いですよこのキーボード!
もちろん長いだろうとは思っていましたが、よく考えたら店頭で確認することなくネットで注文していたので、実物見るのは到着してからが初めて。
ほんっと、思っていたより長かったっす(^^; ベニヤ板みたいですわ。
そんな一抹の不安を感じながらも、MacBookに接続して、外付けキーボードとして使ってみると、
「なっが!!!」
またもや独り言(^^;
キーボードからマウスへ動かす手の移動距離がめっちゃ長くなりました。
どのくらい長くなったかを字面で表現することは大難しいのですが、テンキー無しキーボードであれば、手をチョット動かせばすぐにマウスを握れたのですが、テンキー付きMagic Keyboardになると、
「すすすすす……(机の上を滑る袖の音)、あっ、マウス発見!」
ってほど手を動かします(^^; いやー、まぢで手を動かす動かす。テンキー無しキーボードと比較すると、優に3倍の移動距離にはなってますね。オマケに距離感が掴めず、上手くマウスを握れないことしばしばでした。
でもこれは慣れの問題だろうと思い、3日ほど、テンキー付きMagic Keyboardを使い続けたところ……最終的に右肩に鈍い痛みを感じ始めてしまい、腱鞘炎再発の危険を感じて断念しました(-_-)
もぅガラスの肩ですねワタクシ(^^; 野球とかしたことないのに。
その後、テンキー無しMagic Keyboardに買い換えましたので、長さにどれほどの違いがあるのか写真でご覧くださいませ。
まとめ
以上はもちろん、ぼくの体感でありまして、テンキー付きMagic Keyboardはけっこう評判がよいことも確認しております。
だから慣れの問題がかなり大きいのかと。あと強肩かどうかも?
ということで、これまでにフルサイズキーボードを使っていて違和感ない人は、テンキー付きMagic Keyboardはとてもよいと思いますね。タイピング感はもちろん問題ありませんし、デザイン的にもシンプルでよいと思います。
あとLightningケーブルによる充電式になったのも便利(以前は電池式でした)。MacユーザーならほぼiPhoneを使っているわけですが、そのiPhoneとMacを繋ぐためにLightningケーブルをMacに差しっぱなしな人が多いのではないでしょうか? そのLightningケーブルでキーボードを充電できるのは便利なのですね。
ですが、ノートPCサイズのキーボードを使っている人にとっては、あの長さはかなり違和感があるものと思います。
ですのでその場合は、ぼくのように挑戦してみるのもアリ……つっちゃあアリですが安い製品ではありませんので、無難にテンキー無しMagic Keyboardにしておいたほうがいいかと思います。
なおぼくの場合、デスク周りの配線を撤去したかったということもありまして、テンキー自体を諦めることに。よく考えたらぼくの仕事では、テンキーがなくても大して不便なかったですわ(^^;
そうして、余った左側のスペースにMagic Trackpadを置いてます。こんな感じ。
テンキーより、Magic Trackpadのほうが重宝している最近ですね。高速スクロールに横スクロール、あと右手が塞がっているときのマウス移動などにMagic Trackpadを左手で使います。
Magic Trackpadに、ソフトウエアキーとしてテンキーが表示されたりしたらよさげなんだけどなー? 『光で浮かび上がるテンキー』みたいな感じで(^^;
そんなこんなで以上、テンキー付きMagic Keyboardのレビューでした。ご参考になったなら幸いです!