iOS11で追加されたiPadのタップ・スワイプ操作を動画で説明!
ちょいと痩せました!の佐々木です(><)b
さて今回は、iPadのiOS11で新たに追加された、タップ・スワイプ操作についてを動画でご説明していきましょう(^^)
とくに画面分割(Split Viewなど)の操作方法は従来から一新していますので、押さえておくとより快適にiPadが使えるようになると思います。
[このページの目次]
◆画面操作
◆まとめ
タップとスワイプの基礎知識
iOS11の操作方法の前に、まず基礎知識をおさらいしておきましょう。
タップとは?
まずタップとは、画面を指で軽く触れる操作のことですね。
スワイプとは?
つぎにスワイプとは、画面を指で触れながら上下左右にスィ〜とスライドさせる操作のこと。画面スクロールさせたいときなどに使います。
ぼくは、このスワイプ操作を初体験したとき度肝を抜かれたものです(^^) まるで画面の中に触れているかのような感覚でしたからね! iPhone登場以前は、画面操作といえばマウスで、マウスは遠隔操作ですから、ほんと、スワイプは画面の中に手を突っ込んで操作している気分でした。
フリックとは?
ちなみにスワイプと似た操作にフリックというのもあります。ややこしいですね(^^;
フリックとは、画面を指で触れてスライドさせるのはスワイプと同じですが、スワイプが『スィ〜』なのに対して、フリックは『サッ』という感じ……余計分からないか(^^;
つまり、指で弾くような感じですね。主にテンキーでの文字入力に使う操作です。
このほかにも、スマホの操作用語は様々にありますが、まずは上記3つを押さえておけば問題ないでしょう。
Dock操作
それでは、iOS11で導入されたiPad向けの操作方法についてお話していきましょう。
まずは、iOSで一新されたiPad用Dock(ドック)の操作についてです。
なおDockとは、画面下に固定されているアイコン欄のことですね。よく使うアプリとかをDockに登録しておくことで、すぐにタップできて便利。いわばショートカットのような存在です。
Dockを出す
アプリを開くとDockは隠れますが、画面を下から上にスワイプすることでDockが出てきます。
Dockから、画面分割した上でアプリを開く
Dockに登録してあるアプリを長押ししてフロートさせたのち、画面の端にスワイプすると別ウインドウ化したり、画面分割したりします。別ウインドウと画面分割についての操作方法は後述します。
ちなみにこの画面分割ですが、従来は、画面右から左へスワイプすることで分割できるアプリを表示できたのですが、iOS11ではその操作は廃止になっています。ではDock登録していないアプリは画面分割できなくなったのかというと、そうではないのですね。この操作方法も後述しましょう。
Dockからアプリ履歴を消す
デフォルトでは、Dock右には『最近使ったアプリ』や『よく使うアプリ』が自動表示されます。
この履歴を消すには、アイコンを長押しすると出てくる左上のマイナスをタップすれば消えます。
この履歴機能自体を使いたくない場合は、設定アプリにて消すことが可能です。その方法も上掲動画に収録しています。
画面操作
つぎに画面操作に関するタップ・スワイプの方法です。iOS11では、ここが最も変わったかと思いますので覚えておきましょう(^^)
コントロールセンターを出す
画面下から上にスワイプすることで表示されます。短めのスワイプはDockが立ち上がりますので、長くスワイプするか、Dockが表示された状態で再度、下から上にスワイプしましょう。
iPadでは、アプリ切り替え画面も表示されます。
アプリを終了する
アプリ切り替え画面を表示したら、消したいアプリを上にスワイプしましょう。するとアプリは終了されます。
アプリがバグったり、フリーズしたときに必要な操作ですね。
画面分割の種類と操作について
iOSには画面分割する機能が3つあります。英語がまったくできないぼくからすると、Slide OverとかSplit Viewとか、なじみのない言葉だしスペルも似て見えるしでややこしいのですが……(^^; まぁ名称を知らずとも使いこなせていればそれでいいかと思います。
ではその名称と機能について動画でおさらいしておきましょう。
▼Slide Over (スライドオーバー)
※Split Viewに対応していないアプリは、Slide OverからSplit Viewに切り替えることはできません。
▼Split View (スプリットビュー)
※Split Viewに対応していないアプは、上掲動画の操作は反応しません。
▼ピクチャ・イン・ピクチャ
Dock登録していないアプリを画面分割する
Dock登録していないアプリでも画面分割は、2本指による操作で可能となります。
2本指操作は片手でもできますが、まぁ無理せず両手で操作した方がいいでしょう。
Safariタブを二画面表示する
iOS11の新機能ではありませんが、便利機能なので合わせてご紹介。
ブラウザアプリのSafariは、タブを並べて二画面表示することもできます。意外と便利な機能ですよ。ただし、iPadを横にしておく必要あります。
ファイル操作
iOS11ではファイル操作も強化されましたので、その方法も見ていきましょう。
二本指でファイルをタップすると複数ファイルをスワイプできる
まず1本指でファイルを長押しタップで少しフロートさせてから、別の指で他のファイルをタップしてくと、複数ファイルをまとめてスワイプすることができます。
複数ファイルをまとめてフォルダに入れたいときなど使えそうですね。
ファイルを所持しながら別アプリを開く
ファイルを長押ししながら、別の指でアプリを起動して、そこに貼り付けることも可能です。
画面分割してファイルをコピーする
iPadの画面を分割表示したアプリ間で、ファイルのコピーが可能になりました。
写真アプリから、ワープロアプリに写真をコピペしたいときなどに便利でしょう。
基本はコピーとなりますが、フォルダ間では『コピーではなく移動』となる仕様でした。
まとめ
以上、主要なタップ操作・スワイプ操作についてでした!
いろいろいじってみて思ったのは……なんか裏技じみてきたな(^^;
Appleさんも様々に工夫を凝らしているようですが、これら操作は『直感的』かと問われれば、ぼくは「ちょっと違う」と感じましたが皆さんはいかがでしょうか?
しかも、上記ほとんどの操作はマウスが使えるようになれば必要ないんですよね。
まぁ強いていえば、キーボードがないとショートカットが使えませんから、ソフトウェアキーボードとマウスの組み合わせよりは便利かもしれませんが。
もちろん、キーボードとマウスの組み合わせが直感的な操作かといわれればそうではないと思いますが、慣れというのもありますしね。
今回ご紹介した操作がどれも定着するのか否か、生温かいまなざしで見守っていきたいと思います!