iPad Proでも日本語入力はダメでした(iOS9.2でBluetoothキーボードの場合)
iPadは、以前からBluetoothキーボード(物理キーボード)の日本語入力がひどかったですが、iPad Proになってもこれは変わらずでした(ToT)
いやもうほんと「出来ないんだったら推測変換なんぞするなーーー!」と叫びたくなります。
【2016年4月4日追記】
iOSが9.2から9.3.1にバージョンアップしましたので、新しいレビューを書きました。
こちらの日本語入力レビュー最新版をご参照ください。
iOS 9の日本語入力はすべてが酷いですが、とくに助詞の扱いが酷い。
日本語の複雑怪奇な助詞を推測変換できるわけないでしょ!? 文法の専門家ですら意見が分かれているというのに。
平たくいうと、前のセンテンスで『ぼくが』とタイピングしたとします。そして次のセンテンスは『ぼくは』と打ちたいわけです。
にもかかわらずiOS9は、変換候補の一番最初に『ぼくが』と出してしまうので、変換タイミングを誤ると、最終的に『ぼくがは』と意味不明な助詞になります。推測にもなってないよこの単細胞OSが!!
ゆえに、スペースキー押すのにめっちゃ気を遣うのですよ……。OSに気を遣わねばならないって……何コレ?
あと、ユーザー辞書の同期がどうにもうまくいきません。タイムラグがあるのか、Macで登録したユーザー単語が、iPad Proで即時反映できません。もちろんiCloud Drive使ってるし、初期化までしましたが……。なんなのコレ?
AppleCareに電話するのも面倒になってきたので原因分からず。たぶんiCloudの不具合でしょう。メモ帳とかの同期も散々遅延するので。
やっぱりアップルは、アプリに関しては二流といわざるを得ない!
さらに、Bluetoothキーボードを接続すると、ATOK for iOSが使えなくなるのです(ToT)
iPad Pro購入前、Apple Storeの店員さんに確認したら「ATOK使えますよ」と言ったのに。「Bluetoothのキーボードで、ですよ?」と念押しまでしたのに。
間違っとるがな店員すらーーー!!
まぁもぅいいや。iPad Proはお絵かきに期待してたから。
店頭デモ機でスマートキーボードを試し打ちしたとき、あまりの打鍵感の悪さに購入を見送ったのですが、買わなくて正解でした。
スマートキーボードの悪さに、日本語入力機能の酷さまで加わったら……ストレスで発狂してしまうがな。
ということで、iPad Proで長文打つのは諦めました。
ついでにやっぱり、マウス使えないのは不便です。日本語入力機能ほどではないにしても。
まぁ、スタバとかで小さなカウンター席しか確保できなかったときはちょうどいいのですが、それならノートPCにもトラックパッドついてるわけで。
けっこう前にアップルの動画で「Macの操作で、画面に手を伸ばすのは不自然。ゆえにMacの画面はタッチパネルにしない」というようなことを語ってましたが、iPadにキーボードつけたらほぼノートPCじゃん。どうしてくれる?
けっきょく出張や旅行の際は、まだまだMacBook ProとiPadProの2台持ちかぁ。
あ、でも、滅多に出かけないや自分(´Д` )
しかしまぁこれでは、国内のビジネスユースでは、サーフェスに負けちゃうね、明らかに。ビジネスは文書なんだから。
iPad Proはお絵描き専用端末というニッチなニーズにとどまりそう。ああ、またしてもマイナーになっていくのかアップルは……。
せめて、iPhone 7や今後のiPadでは、Apple Pencilを使えるようにしてほしいですね。
とにもかくにも、iOS10で、BluetoothキーボードでもATOKが使えるようになることを祈るばかり。使えないならMacBook買うか!?(これだけ酷評しといてさらにお金を貢ぐとか……)
ローカル言語はローカル企業に任せなよ、って感じです。できればマウスも使わせろ、って感じです。
まぁ百歩譲ってマウスは許そう。なくてもなんとかなる! でも日本語入力はまったくもって頂けません。ひどすぎます。
ATOKさえ使えるようになれば、iPad Pro1枚でどこにでも行けるのになぁ。