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新型iPad Pro容量16GB/32GB廃止!あなたの最適容量はいくつ?

最近、MacBook(無印)が気になって仕方がない佐々木です(^^;

さて今回は、読者さんからご質問頂いておりました、iPad Pro容量の選び方についてお話していきましょう。

2017年6月発売の新型iPad Proは、10.5インチ/12.9インチともに、16GBと32GBが廃止になりまして以下のラインナップとなっております。

  • 64GB
  • 256GB
  • 512GB

もちろん、容量が多ければ多いほどいいですが、その分お高くなりますからね。

オーバースペックにならないためにも、自分にちょうどいい容量を選びたいものです。

というわけで新型iPad Pro容量の選び方、いってみましょう!

 

 

新型iPad Pro10.5インチは去年よりお得に!

まずはちょっとした豆知識から。

2017年6月発売のiPad Pro、実は128GBも廃止されています。

個人的には128GBがちょうどいい容量だったのですが、旧iPad Pro 9.7インチ128GBより、新iPad Pro10.5インチ256GBのほうがなんと4000円安いのです(^^;

iPad Pro Wi-Fiモデル 容量 価格(税抜)
旧型9.7インチ 128GB 84,800円
新型10.5インチ 256GB 80,800円

だから128GB廃止でも大した影響ないというか、今回買う人のほうがお得ですね。性能もアップしていますし。

テクノロジーの進歩は年々早くなっていきますねぇ。

 

 

見極めはiPad Proにテキストファイル“以外”を溜め込むか否か

128GBが廃止されたことにより、多くの人は64GBか256GBかで悩むことになるかと思います。

512GBともなるとかなりの大容量なので、画像を大量に持ち歩きたいとか、動画編集をiPad Proで行いたいとか、やや特殊な用途になりますね。512GB向きの人は後述します。

 

さて64GBと256GBの見極めとしては、『iPad Proにテキストファイル“以外”を溜め込むか否か』が分かれ目です。

テキストファイルとは、例えばメモアプリのファイルだったり、Evernoteのファイルだったり、メールだったりメッセージの履歴だったりです。

これらテキストファイルは大して容量を食いません。なのでテキストファイルの保存だけであれば64GBで余裕でしょう。

そしてテキストファイル以外を保存しておくなら256GBのほうが無難です。

 

なおアプリについては、何千個も入れいれたいなら話はちょっと変わってきますが、ヒト一人が使いこなせるアプリはせいぜいが十数個ではないでしょうか? ある程度“散らかして”も、入っているのは100個前後かと思います。そのくらいのアプリなら64GBで十分保存可能です。

そもそもアプリが多いとiPad Proが使いにくくなりますから、どの容量であっても、使わないアプリはマメに削除して整理整頓することをおすすめします。

ただしゲームアプリはけっこう容量を食いますので、ゲームを常に10本以上入れておきたいなら256GBがいいでしょう(ゲーム1本1GBと仮定)。10本未満であとはテキストファイルだけ、という人は64GBで十分かと思います。

 

 

64GBで間に合う人とは?

以上から64GBで間に合う人とは、Webを見たり、メールを書いたり、メッセージをやりとりしたり、電子書籍を読んだりするという人。

Webブラウジングはそもそもファイルを保存しませんし(厳密には保存しますが容量を圧迫するほどではないです)、メールも最近はほとんどクラウド管理でしょう(Gmailなどで)。LINEなどのメッセージも容量を気にするほどではありません。

電子書籍はダウンロードして読むものですが、元ファイルは購入ネット書店のクラウドに保存されていますから、iPad Proに何千冊も溜め込む必要はありません。読んだらiPad Proにダウンロードした電子書籍は消せばいいわけです。

ちなみにYouTubeなどでの動画視聴もストリーミング再生がほとんど。ストリーミング再生とは『ダウンロードしながら再生して、再生したらデータを削除する』という方式なので、容量を圧迫することがないのですね。まぁモバイル回線でこれをやったら、キャリアの通信容量のほうが逼迫しますが(^^;

 

大容量のファイルもiCloudやDropBoxなどを利用して「必要なときだけダウンロードする」というのでしたらiPad Pro側の容量はさほど必要ありませんが、ただし。

このときもモバイル回線だと、速度や通信容量ともにキツいので気をつけてください。Wi-Fi環境でのダウンロードを前提としましょう。例えば「iPad Proは社外に持ち出すこと滅多にないからクラウド利用で大丈夫」などのケースですね。

屋外でクラウドから大容量ファイルをダウンロードする可能性があるならば、iPad Proを大容量にして、あらかじめファイルを入れておきましょう。通信費用を考えると、iPad Proを大容量にして、ファイルは常に持ち歩くとしたほうがコスパいいです。これは、2020年に開始予定の5G回線になるまでは同じ状況だと思います。また、5G回線になっても通信費用がどうなるのか定かではありませんし。

ということで、iPad Proでテキストファイル以外は保存しないという人は64GBで間に合うわけですね。

 

256GBがいい人とは?

256GBがいい人というのは上記の逆で、iPad Proに何かしらのファイルを保存する人となります。

例えば、iPad ProをノートPCのように使いたいのなら、必然的にファイルは増えていきますから256GBのほうがいいでしょう。(ただしぼくは、iPad ProをノートPC代わりにするのはマウス解禁にならないとキツいと思っています)

そのほか音楽ファイルを何百曲と入れるとか、動画ファイルを何十本も入れるとか、そういう人は256GBですね。

ちなみにiPad Pro最大の特徴はペン入力ですが、その作画ファイルはどうなるのか?については後述します。

 

512GBが必要な人とは?

512GBが必要な人とは、よほどの大容量データをiPad Proに保存しておきたい人となります。

ぼくは今回、iPad Pro 10.5インチの256GBを購入したので容量は十分となりましたが、欲が出てきて、次回の買い替え(たぶん来年(^^;)では512GB、またはそれ以上が出るならソレを狙っています。

それはなぜか?

iPad Proが、MacBook Proの外付けストレージにならないかな?とひらめいたもので(^^;

 

iOS11からはファイル管理アプリが登場するので、これで、iPad Pro内でのファイル管理は相当しやすくなるものと思います。

ということは、ファイルの出し入れもラクチンになることでしょう……おそらくは。

だからMacBook Proの外付けストレージとして使えるのではないかな?と考えた次第です。ファイルはAirDrop経由で出し入れします。そうすればキャリア回線を使わずに済むのです。

 

とにもかくにも512GBは大容量ですから! ぼくがメインで使っているMacBook Proと同等の容量ですよ!

これだけあると、動画編集ファイル以外ほとんどのファイルが入ります。まさにストレージ。

上記の通り、クラウドから大容量ファイルをダウンロードするのは、屋外ではまだまだ厳しいですからね。やはり自分の手元にあるのがいちばん手っ取り早いわけです。

 

はたまたぼくは大量の自炊書籍を保有しています。自炊書籍とは『紙書籍を裁断→スキャン→PDF化』したファイルのこと。なんでそんなことしているのかというと収納場所がないから。読みたいときはiPad Proで読みます。

この自炊書籍ですが、MacBook Proの外付けHDDに2286冊が保存されていて、使用容量としては約298GB。

iPad Proの512GBなら、すべての自炊書籍を格納することができて、かつ持ち運べます!

そんなに書籍を持ち歩いてどうすんだ?という疑問は横に置いといて(^^;

にしても、2000冊以上もの書籍を保有するとなると、マンション一室借りねばならないくらいではないでしょうか? 可動式本棚とかも揃えて(^^;

それがなんと、iPad Proのあの薄いボディの中に収まってしまうのです。四次元ポッケみたいですね!

 

とまぁこんな感じで、かなり特殊な用途には512GBが必要になってくると思われますが、普通にiPad Proを使うだけなら512GBはオーバースペックであると思います。

ご自身が持ち歩きたいファイルをよくよく考えてから容量を決めましょう。そもそも2000冊もの書籍を持ち歩く必要ありませんので(^^;

 

あ、それと、iPad Proに保存するからにはバックアップは必須です。iPad Proを落としたりして破損したら元も子もありません。

ぼくは、自炊書籍など二度と復元できないファイルは三重にバックアップしています。その上でiPad Proに入れるから安心して持ち運べるわけですね。

 

実際、どのくらいの容量を使うか?

例えば音楽ファイル1本をざっくり10MBとしましょう。音質や長さによっても違いますが、だいたいこんなもんかなと。

そうすると64GBですと約6400曲入ります。

ただし、64GBを丸々音楽で埋めるわけにもいきませんから、使えて32GBだとすると3200曲が目安ですね。

3200曲だとけっこう多いように思いますが、ダウンロードでちょいちょい買っているとこのくらいの曲数になります。

音楽はアニソンをたしなむ程度のワタクシでも、iTunesには2723曲入っていて、約31GB使っておりました。

積もり積もると思いのほか容量を食うのですね。

なので128GBのときは音楽は選別して入れてました。ぼくは楽曲以外にけっこうファイルを入れていたので。

でも256GBにしてからは、全楽曲を丸々保存しても余裕です(^^)

 

さらに動画ファイルともなるとケタが違ってきます。これも品質や長さによって違いますが、DVDを目安に約4GBとしましょう。

そうすると64GBですと16枚。半分の32GBですと8枚です。

動画だけ2〜3本入れておく、程度でしたら64GBで間に合いますが、他ファイルも入れると容量が心許なくなりますね。

なお、著作権のあるDVDをコピーして保存するのは違法となりましたのでお気をつけください。

 

にしても256GBともなると、もう何でも入りますね!

楽曲を2700曲入れても余裕でしたし、さらに仕事で見なければならない動画を41本入れても約60GBの使用量。アプリや写真など細々した容量を差し引いても、まだ130GBも余裕があります。

『ファイルをiTunesで選別する』というのが意外と手間でして、256GBにしてこの手間が一切なくなり、手間の軽減はもちろん、心理的な負担もだいぶ減りました(^^)

 

作画ファイルをどうするか?

最後に作画ファイルについても言及しておきましょう。

お絵かきするとき、ぼくはもっぱら『Procreate』というアプリを使っています。

さらに作画用に使っているのはiPad Pro 12.9インチなのですが、これは32GBしかありません。

もともと12.9インチは作画用にしか使わないだろうと思い、当時の最低容量だった32GBにしました。

それからしばらく経った現在、作画に支障が出ているのかというと、まったく出ておりません(^^;

Procreate内の作画ファイルは55個=395MBでした。意外にもコンパクトなファイルです。まぁ作画内容にもよりますが。

もしiPad Proの容量が一杯になったとしたら、Procreate内の作画ファイルをMacBook Proに逃がせばいい、と考えています。

 

以上から、使用アプリや作画方法にもよりますが、作画専用でiPad Proを使うのでしたら64GBでも間に合うのではないかと思われます。

ただしこれが作画のメイキング動画を撮影しながらになりますと話が変わってきまして、32GBですと撮影時間は30分も保ちませんでした。

なのでメイキング動画を頻繁に撮影したいという用途でしたら、作画でも256GBか、予算が許せば512GBか、どちらかがいいでしょうね。

やっぱ動画は何かと容量を食います。

いすれにしても「容量いっぱいになったらPCか外付けストレージに逃がす」「作画以外には使わない」という考え方でiPad Proを使うのであれば、動画編集や音楽編集をしない限りは64GBで間に合うものと思います。

 

まとめ:多くの人は256GBがいいかな

いろいろお話ししてきましたが、まぁ多くの人が256GBを買っておけば間違いないかなと(^^;

64GBとの価格差も、10.5インチなら1.1万円とそれほど大きくはありませんから。

動画を見るだけ・ネットを読むだけ、という人以外は256GBが無難ですね〜。

 

おまけ:なんでもかんでもクラウドがいいのか?

以下蛇足ですが、最近ぼくはとくに「なんでもかんでもクラウドにあげなくてもよくない?」と思います。

オンラインストレージは年々安くなっているとはいえ、外付けストレージも安くなっているわけです。

例えばオンラインストレージの老舗であるDropBoxは、2017年6月現在、1TBで年間1万2,000円の利用料。

これに対してAmazonで販売中の外付けストレージ1TBは軒並み1万円を切っています。

外付けストレージが1年間で自然に壊れることは普通ありませんから『自分だけが使う容量』の対価としては、オンラインストレージのほうがまだ遙かに高いわけですね。何しろ利用している間は毎年払わねばなりません。外付けストレージの買い替えは3〜5年に一度もすれば十分でしょう。

かてて加えて、オンラインストレージを屋外で使う場合は通信費もかかるわけです。

 

オンラインストレージのいいところは『1.他者とのファイル共有』『2.バックアップの確実性』この2つでしょう。

他者との共有はいうまでもありませんので説明は割愛しますが、2番については、例えば、東京に大地震がきてしまったとしても、オンラインストレージはほとんど海外サーバーなのでまず間違いなく安全です。

海外サーバーがダメになる天災が起きても、ローカルにファイルはあるからなんとかなります。

つまり遠隔地でバックアップを取るというのは確実性がグンと高まるわけです。

まぁ……天災により自分がお亡くなりになっては元も子もありませんが……(゚Д゚)

ただ、そこまでして守らねばならないファイルというのも、個人のコンピューティングにおいては大してないように思うのですね。

もちろん、自分ちでのバックアップは重要ですが。

 

さらには、クラウド用データセンターの莫大な建設費と膨大な電力使用量の懸念もあります。

それらがすべてユーザーに跳ね返ってくるわけですし。

まぁ近年は、とんでもない省エネ設計のスパコンとかも開発されているそうですから、利用料もどんどん安くなっていくとは思いますが、スパコンのコストが安くなるなら、それに伴いパソコンや周辺機器のコストも安くなっていくでしょうし。

 

いったい何がいいたいのかというと、そろそろ、ピアツーピアによる常時同期で、個々人のファイルが、個々人が使うすべての端末で同期される、そんな仕組みができてもいいんじゃないかなー?と思うわけです。

iPad Proもファイル管理アプリが出るわけですし、さらにそれを発展させて、ファイルの同期管理までできるようになったら、iPad Proがローカルなファイルサーバーみたいになるわけですね。

おうちの中に、個人のあらゆるファイル管理できるコンピュータがあって、それがiPad Proというわけです。っていうかピアツーピアだから、それはiPhoneでもありMacでもあるわけです。(クライアントサーバーモデルではないから)

それらのコンピュータは、必然的にバックアップも兼ねるというスグレモノ。

さらにそのネットワークは、ホームサーバーではなく個人所有ですから、えっちな画像もお母さんにバレません(笑) 端末のパスさえ突破されなければ!

つまりセキュリティ的にも安全だと思うわけです。

 

手元のiPad Proにファイルがあるというのに、それをわざわざクラウドにアップしてPCに落とす、というのもなんだかバカらしいなーと思うのですよね。

世の中の趨勢はなんでもかんでもクラウドにシフトしようとしていますが、通信費もバカになりませんし、ピアツーピアで常時同期できる仕組みがあるのなら、それを使った方が手っ取り早いと思うんだけどなぁ?

まぁぼくはネットワークの専門家ではないので、それがどの程度効率的かつ安全なのかまでは分からないですが、直感的には、そっちのほうが利便性高そうであり、かつ現時点でのテクノロジーでも十分にできるのではないか?と思うのですね。

クラウド形式だと、通信一つとっても技術的ボトルネックはけっこうありますし。

モバイル回線が5Gになっても、どの程度安価になるかも分かりませんし……っていうか、もうユーザー数の上限は決まっているのだから、普通に考えて各キャリアともにこれ以上安くする気がないようにも思えます。

多大な設備投資して安くするわけないし、そんなことしたら売上減に直結ですし(ニッポン内ではユーザー数は頭打ちだから)。

 

とにもかくにも。

あと5年もしたら5Gの世界に突入するわけですが、果たしてそのとき個人のコンピューティングはどう進化しているのか。

いまから楽しみでもありますね(^^)