iPadファン

タブレット9枚も買った痛オタク…もとい板オタクが、気ままにiPadをレビューするブログ

iPad Proでマウス使いたいけど使えないから、がんばってみた

週末は『ダンまち』の新刊も読みふけっていた佐々木です(^^)

さて、いよいよiPad Proで待望のファイル管理アプリが今秋登場とのこと。

Dockもマルチタスクもパワーアップしているようで……というかMacにより近づいているようで、AppleさんがノートPCの代替にiPad Proを本気で推していること、いっそう鮮明になってきました。(MacBookの代替ではなく、Windowsノートの代替といっているのがニクい?)

まぁいまさらMacに寄せるなら、iPad ProにmacOSを積んでタッチ操作対応にしまえばいい気もしますが(^^;、いまとなっては、MacよりなじみのあるiPhoneと同じOSのほうがいいでしょうし、iPadをビュアー専用(読んだり見たりの用途)として考えるならiOSのほうが使いやすいですしね。

だからiPad Proを仕事活用するために、macOSのいいところをiOSに取り込んでくれるのは喜ばしいことだと思います。ファイル管理アプリが登場することにより、その使い勝手は飛躍することでしょう。

だがしかし……!

Macのように使えそうだというのに、なぜにどうして、マウスが使えないんですかAppleさん!?

iOSをハック(通称脱獄)すれば使えるようにはなるそうですが、買ったばかりのiPad Proを改造しちゃうのも気が引けますしねぇ。

Appleさんがどうしてマウスを使わせてくれないのかはこのあと考察するとして、iOS11でもマウス対応しなかったのだから、少なくともiOS12までは対応しないでしょうし、なので「マウスなしの操作に慣れるしかないか」と思ってがんばってみました。

マウスの有無は、果たして慣れの問題なのか、否か!?

Appleさんはどうしてそこまでマウスを使わせてくれないのか!?

お話していきましょう(^^)

 

 

肩がやられる……!

マウスレス操作になれようと思い、1時間ほどiPad Proでブログ書いてみた結果。

これは……肩がやられる!

どういうことかといいますと。

仕事はもとより趣味でもMacを使うワタクシは、もう長らく肩が腱鞘炎なのであります。

デスクワーカーは得てして腱鞘炎になりがちですが、ぼくの場合は右肩。

なぜに右肩なのかというと原因はマウスです。キーボードとマウスの往復により、右肩をやってしまったのですわ。

「そんなことで?」という思いはぼく自身が痛感してますが実話です(^^;

痛さ極まって右肩を上げられなくなりましたよ(ToT) でも、ここ何年かはストレッチをやっているので痛みもだいぶ和らぎましたが(-。-;)

 

だから、iPad Proでマウスレスに慣れようと思ったのは腱鞘炎も遠因なんですね。

しかし、ノートPCのようにiPadを立てて、iPadの画面に触ろうとすると……腕を持ち上げっぱなしになるんですよ!

 

マウスなら、握っている間は腕を机に置けました。ぼくはマウス操作では腕を動かさない人なので。

でもこれがタッチ操作になったら画面をスクロールさせるだけでも一苦労。何しろ腕を持ち上げっぱなしにしておかねばなりません!

さらに、カーソル移動にも画面タッチ、範囲選択にも画面タッチ、アプリ切り替えも画面タッチ(゚Д゚)

十字キーでカーソル移動させるのも、ショートカットを使うのも限界がありますからねぇ。そもそもタッチ操作が前提のOSですから。

その結果、マウス操作以上に腕を酷使する羽目になり、ひいては、それを支え続ける肩が疲れてヒジを机についてる始末。姿勢まで悪くなるがな(^^;

 

ということでマウス操作よりも、肩も腕も指も酷使していることに気づきまして。

オマケに画面が汚れる汚れる……(^^;

だから「慣れる前に肩が壊れるわ!」と思った次第です。

キーボードとマウスの移動だけで腱鞘炎になるほどガラスの肩ですから自分!

なので、やっぱりどう考えてもノートPCライクにiPad Proを使う──つまりキーボードとiPadを併用するならマウスがいると思ったのですが、皆さんはいかがでしょうか?

 

ならばiPad Proを寝かせてみた

せめて、手首を付いておければ肩の負担は軽減するかも……と思って、iPadを寝かせてキーボードを設置してみました。

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そうしたら画面が見にくいのなんの(^^;

さらに腕の移動距離はいっそう長くなるわ、オマケに縦長になりすぎて場所取り過ぎるわ、実用的ではなくこれも断念しました。

 

左手で操作してみた

ぼくが痛いのは右肩なので、ならば左腕で操作してみてはどうか!?

でも、iOS10のマルチタスクは、常に右端から画面ひっぱり出す仕様なので左手操作では不便だし、画面右半分の操作を左手でするのはやっぱり効率が悪い。

今度は左肩が腱鞘炎になるだけだと思いますた(ToT)

 

両手で操作とかヤバイかも

2017年秋登場のiOS11は、両手によるタップ操作が可能になるとのことですが……

以上から察するに、両手操作を頻発すると両方の肩が腱鞘炎になりかねないかも(^^;

まぁ実際に使ってみないと分からないですし、肩への負担が分散して腱鞘炎が解消するかもしれませんが、立てかけた画面を両手で操作するとか、なんか腕も気も重くなりそうですねぇ。

やはり、iPadは寝かせての操作を前提に作られたわけだし、あるいは人間が寝っ転がって操作するのに最適なのであって、これをマウスなしに机の上で使わせようとするのは無理があるように思いました。

このぼくの古い考えを、iOS11はどのように払拭してくれるのか楽しみでもありますが。

 

 

ソフト面でも細々と不具合が……

ということでぼくは「やっぱりマウスが使えないとガチで仕事には使えない、何より肩を壊すから」と結論づけました。

もちろん、iPad ProとMacを併用するなら大いに活用できるし、現状そのようにぼくは使っていますが、iPad Pro単体で作画から作文までこなそうと思うと無理のように思います。

文章執筆くらいならできるかなと思ったのですが、やっぱりマウスがないと執筆も不便でした。

 

あと気になる点としては、やはり日本語入力。

iOSの日本語入力は初期よりはかなり改善されています。とはいえ、ATOKにはいま一歩及ばないのように感じます。慣れの問題でもありますが、助詞の変換も推測変換もイマイチかつ煩わしい。まぁこの辺はバージョンを重ねるごとに向上していくものと思いますが、ユーザー辞書登録にショートカットがないのも痛い。

さらにどういうわけか、タイプしてるとけっこうな確率で文字が消えるのですよ……(゚Д゚) これは機種固有の問題かもしれませんが、どうやら、変換速度がタイピングスピードに追いついてないようで、変換中にキーを打鍵してしまうと変換中の文字が消えてしまうのですね。おいおい……(^^;

さらに2017年6月時点では、DreamweaverもPhotoshopもフルバージョンアプリはiPad Proにありませんから、ぼくの全業務をiPad Proだけでこなすことはそもそもが無理なのです。

そんなわけで、iPad Proはソフト面でも不安材料が多そうだなと思いました。

何度か検証してはいつも断念せざるを得ないので、やっぱり簡単なメール打つのがやっとかなぁ。書籍1冊もの原稿ともなるとまだまだ書けませんし、ブログエントリーくらいの分量でもキツいかなと思われます。

 

 

そもそも、iPad Proをそこまで仕事に使う必要性がなかった!?

ぼくが、iPad Pro単体を仕事に──その中でも執筆に使いたかった大きな理由として、MacBook Proの重量が上げられます。

もちろん、10年前と比べたらはるかに軽くなりましたが……まだまだ重いっす!

重いですよAppleさん!

MacBook Proだけならまだマシなんですが、それに付随する各種パーツも持ち歩かねばなりません。電源アダプタやモバイルバッテリーですね。これが地味に重い!

このところ原稿書く仕事が増えたもので、その際ぼくは気分転換にサテンへよくいくのですが、MacBook Pro一式をバックパックに詰め込んで出かけ……肩こりが悪化(゚Д゚)

MacBook Proの重量を連日支えることにより肩こりがひどくなったわけです。腱鞘炎に続きまたしても肩か!

だから最近とくに荷物の軽量化をしたくて、執筆くらいならiPad Proでいいんじゃないか、と思ったんですね。

ダメでしたが。

 

で、ふと気づきまして。

MacBook Proではなく、MacBook(無印)のほう。

あれ、軽そうじゃない?

モニターサイズは12インチで、iPad Pro 12.9インチとほぼ同等だし、執筆だけなら12インチあれば十分だし、キーボードも付いているし、何よりもmacOS!

ATOKはもとより、DreamweaverもPhotoshopも何でも入るぜヒャッホウ!

ということで公式サイトの仕様を見てみたら、その重量なんと0.92kg! 1kg切っているとは!

っていうか……こんなに軽いのであれば、iPad Pro 12.9インチだったら、スタンドになるSmart Coverは必須だし、これに物理キーボードを持ち歩いたら、iPad Proのほうが重くならないか?

と思って計ってみました(^^;

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  • iPad Pro 12.9インチとSmart Coverで885g
  • 旧式マジックキーボード(乾電池入)で325g

合計1.21kg!

iPad ProをノートPC化するほうが、MacBook(無印)より重かった……!(゚Д゚)

軽さを追求したいがためにiPad Proの活路を考えていたというのに、結果、MacBookのほうが軽いとは……

もっと早く気づけばよかった(ToT)

もちろん、iPad Pro10.5インチとSmart KeyboardならMacBookより軽いでしょうけれども、そもそものインチ数が違いますしね。

ぼくはPCは大画面派なので、執筆でも12インチくらいはほしいなと思います。

 

欲は出るよどこまでも……

『iPad Pro 12.9インチのノートPC化』よりMacBook(無印)が軽いのであれば、もっと欲が出てきまして。

MacBookで、サイト制作系ソフト・動画ソフト・作画ソフトなども走りませんかね、サクサクと。

画面はちっちゃいけど、どうせ仕事場では外付けモニター使うし、屋外では執筆くらいしかやらないし。

 

ぼくは、PCの2台持ちは好きじゃないんです。以前はiMacとMacBook Proの2台持ちだったんですが、データ同期とるのが非常に面倒だっtなんですよね。

制作系データなので大容量だし、打ち合わせとかに出かけるときデータ持ち忘れしたりするし。

だからデータを一元管理した上でバックアップを取る、という方式になって、マシンスペックがそこそこ必要な業種であるにも関わらず、ノートタイプのMacBook Proを使っている次第です。

ノートPCも最近は高性能になりましたし、ガリガリに動画編集でもしない限りスペック的な支障はなかったのですが、それもこれもMacBook『Pro』だったからこそなのですね。

はたしてMacBook(無印)は、まぁ動画はたまになのでいいとして、グラフィック系の重作業にも耐えられるのか?

 

スペックを見る限り、増設さえすれば、メインメモリとストレージは3年前のMacBook Proと同等にできますね。

なんともすごいことですが(^^;

ただCPUがねぇ。これはどうしてもスペック落ちしてしまいますね。ぼくの使い方は『粗い』ので耐えられるかなぁ。例えばブラウザ30コ同時に立ち上げて、ほぼ同時に操作なんぞしたりします。そのせいでsafariはボロボロです(^^;

最近のCPUには『ターボブースト』なんてカッコイイ機能が付いてますが、これ、どのくらい効くのかな?

ダメだったら諦めて2台持ちにして、久しぶりにiMacも買うとか。でも出費がかさむし、同期がなぁ……

まぁ、そんなふうに悩みながらアレコレ考えること自体が好きなのですが(^^;

 

どうしてAppleは、マウスを認めないのか?

最後に『どうしてAppleはマウスを認めないのか?』についても考察してみましょう。

ファイル管理だって、けっきょくiOS11でファイル管理アプリを出すわけですし、もうほんとマウスも認めてほしいものですが……あるいはマウス以上に使い勝手のいい何かを。

 

iPad Proは、もともとはデカイiPhoneという位置づけだったのだと思います。

リビングのソファとかでコンテンツを鑑賞するために作られたのでしょうが、世間のニーズは『デカスマホ1つでなんでもすませたい or すませられた』となったため、iPadは宙に浮いてしまった。

そうすると、ぼくのように自炊書籍(裁断→スキャン→データ化した書籍)を読みたいとかのニッチなニーズしかなくなった。まぁそのニッチなニーズのためにぼくは何度もiPadを買い換えたのですが(゚Д゚)

そこで突然「iPadはノートPCに取って替わらせよう! MacBookじゃなくてWindowsノートの!」となった。

もちろんそこには、Surfaceの影響も多分にあるかと思います。

そうしてiPad Proがリリースされて、Apple Pencilは非常に革新的だったのですが……ビジネスで手書きするシーンは意外と少なく、あとはお絵かきユーザーが歓喜したくらいだった、ぼくのように。

なんかぼくは、ニッチなニーズばかりにドンピシャのような……(^^;

動画編集や画像加工などもアピールされていますが、12.9インチの画面ですべてやるのは厳しくないかな? 少なくとも、ぼくの周囲のプロフェッショナルたちは、おしなべて27インチのiMacですし。iPad Pro単体でデザインする人、見たことないなぁ。

いずれにしろノートPCを越えるには、ノートPC以上の利便性や革新性がなければならないと思いますが……

革新といえばiPhone。iPhoneといえばタッチパネル。

ということで同じiOSを搭載するiPadも、タッチパネルにこだわり続けるせいでマウスを使わせてくれない(ToT)

まったくの邪推ですが、そんなことがあるかもなー?とApple製品に囲まれながら思いを馳せる次第です(^^;

 

ちなみにiPhoneの──つまりはiOSの何が革新的だったのかといえば、1つはファイル管理、2つめはタッチ操作、3つめはエコシステムだったといまなら思えます。エコシステムはこのエントリーでは関係ないので詳細は割愛しますが。

1つめのファイル管理とは、PCはファイル管理をフォルダに担わせていたのを、iOSはアプリに担わせたということ。これにより、モバイルに最適化されたシンプルな操作性が実現されました。

でもiOS11では、そのシンプルだったファイル管理を捨てるわけです──いや、捨てるわけではなく、従来の『フォルダで管理』をくっつけるわけです。Appleさんにしては珍しく『足し算のデザイン』をするわけですね。でもこれは必要な足し算だと思います。

ノートPCになるためには、『フォルダで管理』『アプリで管理』より効率よい管理方法が現状ないのであれば、その両方できるのがベターでしょう。

で、佐々木は何がいいたいのかというと。

iOSの三大特徴のうち1つを妥協したのですから、だったら2つめの特徴『タッチ操作』だって妥協して、マウスを併用させてくれたっていいじゃないですかねぇ(^^;

そうしてiOSとmacOSのイイトコ取りをした『padOS』のできあがり、と。

tvOSとかwatchOSとか別にしてるんだから、もういっそ、iPadも別OSにしちゃえばいいのです。そしたらiPhoneもiOSではなく『phoneOS』かな(^^;

いずれにしてもPCとモバイルの融合は、かつてMS社が大失敗した発想ではありますが、まぁAppleさんならもっと上手く融合してくれることでしょう。

 

でもそうすると、MacBookシリーズとの食い合いを解決しないことには、iPadの進化はこれ以上先に進めないのではないでしょうか?

はたしてAppleは、MacBookシリーズを捨てるのか、はたまた食い合わないセグメントを見つけることができるのか? iPadの行く末を今後ますます注視していきたいと思います。

まぁ……食い合っていようとなかろうと、iOS12あたりで、しれっとマウス対応してくれてもよいですけどね!