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iPad Pro 10.5レビュー:大きさはちょうどいい?歴代サイズと比較してみた

持ち運び用にiPad Proのレザースリーブも欲しくなってきた佐々木です(^^;

さて! iPad Pro 10.5インチも届きましたので、今回からしばらく、10.5インチのレビューをガッツリ書いていこうと思います!

ということでガッツリ第一弾は、もちろん大きさについて!

iPad Pro 9.7インチから10.5インチに変更となったことで、いったいどれほどの使い勝手が向上したのか!?

歴代のサイズと比較して、その使用感を考えてみました。とくに9.7インチとの違いですな!

iPad Proに限らず、「どのサイズを買っていいのかわからない」という人も、購入の目安にぜひご一読ください(^^)

 

 

iPadの歴代サイズについて

まず、2017年6月現在のiPadの歴代サイズをおさらいしておきましょう。

画面サイズ シリーズ名
7.9インチ iPad mini
9.7インチ iPad iPad Air iPad Pro
※AirとProは販売終了
10.5インチ iPad Pro
12.9インチ iPad Pro

今回は、上記の歴代サイズと10.5インチを比較して、どのサイズがちょうどいいのかを考えてみたいと思います。

 

それと、ぼくのiPad用途としてはこんな感じ。

  • ブラウジング(サイトやブログを読む)
  • メールチェック
  • 読書:電子書籍
  • 読書:固定レイアウト書籍※1
  • アニメ視聴
  • ゲーム(ドラクエとか将棋とか)
  • 作画など

まぁよくある用途ですね。なのでこれら用途で比較していきましょう。

※1の『固定レイアウト書籍』とは、画面サイズに応じてレイアウトが可変しない電子書籍のこと。

その筆頭がマンガですね。画面サイズに応じてコマ割りが変わったり、吹き出しの文字サイズを変えたりはできないわけです。あとは電子雑誌や大型本などもそう。誌面レイアウトを段組とかにしているのでレイアウトが固定です。

固定レイアウト書籍の変わり種としては、通称『自炊書籍』と呼ばれる書籍。紙書籍を裁断して、スキャンして、PDFデータにした書籍のことです。1ページ1ページ写真にして束ねているようなものなのでレイアウトが固定なのです。だから、あんまり小さな画面だと縮尺が小さくなって、ひいては文字も小さくなって非常に読みづらいのですね。

 

 

7.9インチと10.5インチの大きさ比較

7.9インチはiPad miniで、10.5インチはiPad Proなので、そもそも論として、Apple Pencilが使いたい人は7.9インチは使えません。残念です(ToT)

7.9インチは鷲掴みにもできるし軽いし、かつてはぼくも愛用していたサイズでしたが……時代の趨勢か、Appleさんの扱いがぞんざいになっている気がします。容量バリエーションも128GBしかないし(^^;

一方で、iPad(無印)やiPad Pro 10.5インチの重量が400g台になってくると、確かにiPad miniの必要性は少なくなってきているとも思います。軽いならば、必ずしも小サイズでなくてもいいというのがぼくの考えです。基本、画面はデカいほどに見やすいですから、デカくて軽いならそれに越したことはありません。

さらにはiPhone Plusの存在ですね。そもそもタブレットというカテゴリーがマイノリティになりつつありまして、多くの人がスマホ1台で何でもこなそうとした結果スマホが巨大化し、7.9インチというサイズはますます肩身が狭くなってきました。

 

っと前置きはこのくらいにしておいて、7.9インチと10.5インチの大きさ比較をしていましょう。

一覧表にまとめてみました。○がよい・△がギリギリ・×がダメダメ、という評価です。

  7.9インチ 10.5インチ
ブラウジング
メールチェック
読書:電子書籍
読書:固定レイアウト書籍
アニメ視聴
ゲーム(ドラクエとか将棋とか)
作画など ×

 

注目すべきは『読書:固定レイアウト書籍』の項目です。

固定レイアウト書籍なんて少ないと思うなかれ、我が国で最も売れている本はマンガであり、電子書籍マンガは固定レイアウトなのですね。(マンガは雑誌扱いだそうですがまぁそういうことをいいたいわけではないので)

つまり、ニッポンの電子書籍の多くは固定レイアウトといっても過言ではないでしょう!

 

で、iPad miniの7.9インチの『読書:固定レイアウト書籍』をなぜ△にしたのかといいますと、大型版のマンガではちょいと読みにくかったからなのですね、過去の経験上。

具体的にいえばアレです、『パレット』とか『タイム』とかの雑誌に掲載されている四コママンガ系単行本。あれは通常のマンガ単行本より誌面が一回り大きいのです。それを7.9インチで読もうとすると、コマにビッチリ文字を書き込むタイプの作品だと、拡大しないと文字が読めないことありました。四コママンガはコマが小さいからなおさら。コマが同じサイズの四コママンガでも、拡大縮小しながら読むのはけっこう煩わしかったです。

メジャーどころの週刊誌系マンガ単行本であれば、7.9インチでも大丈夫だったんですけどね。青年誌系の(週刊誌よりわずかに大きい)マンガ単行本も7.9インチで大丈夫でした。

あとまぁ普通に雑誌とか技術書とかもほとんど固定レイアウトですから、そうすると7.9インチだとちょっと小さい。その点10.5インチはベストサイズといっていいでしょう。

ゆえに7.9インチを△、10.5インチを○としました。そのほかの用途はどちらもそつなくこなしますね。

ちなみに『作画など』の項目で10.5インチを△としているのは後述します。

 

 

9.7インチと10.5インチの大きさ比較

iPad Pro 9.7インチは販売終了となりましたので、下表9.7インチはiPad(無印)としています。

では比較していきます!

  9.7インチ 10.5インチ
ブラウジング
メールチェック
読書:電子書籍
読書:固定レイアウト書籍
アニメ視聴
ゲーム(ドラクエとか将棋とか)
作画など ×

 

まぁ……サイズの違いはわずか0.8インチの差、パーセンテージにして約20%ということで、サイズによる使い勝手の違いはほとんどありませんですね(^^;

9.7インチも10.5インチも、なんでもこなせるオールラウンダーサイズといえましょう。

 

旧機種iPad Pro 9.7インチと新機種iPad Pro10.5インチの画面による使い勝手もほぼ同じでした。いわれたら10.5インチのほうがデカく感じるでしょうが、両方を1日おきに使ってみて大きさの違いが分かる、そんな程度だと思います。

サイズ以外にiPad Pro 9.7インチから10.5インチに買い換える大きな理由としてはリフレッシュレートの向上があげられますが──この数字が向上すると、画面がより滑らかに動いて、Apple Pencilの反応もより向上するとのことなのですが、身も蓋もない話、ぼくは、そこまで滑らかさを実感することなかったんですよね(ToT) すっげ期待してたんだけど……期待値が大きすぎたのか?

滑らかさについても「いわれたら確かに、よりぬるぬる動いているかもな?」という程度に感じられました。

なのでぶっちゃけ……iPad Pro 9.7インチから10.5インチに買い換える必要はないと思います。20%大きくなった程度では作画のしやすさも変わりませんでしたし。

その分お金を貯めておき、来たるべきデザイン変更の日に備えた方がいいかと。

もちろん、初めてタブレットを買う人や、Androidタブレットから乗り換える人には、iPad Pro 10.5インチは大変おすすめですが。

なお、リフレッシュレートと作画については『リフレッシュレート120HzでApple Pencilの反応速度はよくなったのか?』をご参照ください。

 

12.9インチと10.5インチの大きさ比較

大きさ比較の最後は、ノートPCかと見まがうほどの、iPad Pro 12.9インチとの比較!

この12.9インチを初めて手に取ったとき、ぼくは思わず「デカッ!?」と声を出してしまいましたね、ええほんとに。

しかも当時、Apple Pencilの在庫が不足してて、12.9インチにお絵かきすること1ヶ月も待ちぼうけ食らいました。Apple Pencilがなくちゃ、あんなのただのガラス板ですよ!

ってなわけで10.5インチとの比較です。

  12.9インチ 10.5インチ
ブラウジング
メールチェック
読書:電子書籍
読書:固定レイアウト書籍
アニメ視聴
ゲーム(ドラクエとか将棋とか) ×
作画など

 

おおっと、ぼくは12.9インチに対して厳しいですね。ですが、12.9インチはいらないといいたいのではありません。

iPad Pro 12.9インチは、お絵かき専用端末であり、デスクトップPCのようなものなのです。

まず何より重い。だから持っていると手が疲れます。

さらにゴロ寝して使うには画面がデカすぎる(^^; 画面の端から端が視界に収まらないくらいデカいっす。

そういったわけで、12.9インチをデスク以外で使うならソファに座ってがせいぜいでしょう。であっても、両手でがっちりホールドして使わないと手が疲れます。

電子雑誌などは1ページほぼ原寸大で読めますが……12.9インチ本体があれだけ重いと、10.5インチを横にして、スクロールして読んだ方がよいと思います。

つまり使用場所を選ぶため『ブラウジング』から『アニメ視聴』までぜんぶ△としました。ですが、机の上で使うのであればこれが○になります。キーボードとの相性もいいでしょう。

でもまぁ……マウスが使えないからねぇ(-_-) 本当の本気でiPad Pro 12.9インチをノートPC代わりに使うには、ぼくはマウスがないと無理だと思っているのですが……皆さんはいかが?

 

さらにゲームは……昔ながらの据え置きゲーム機と捉えるならプレイ可能? コントローラーをBluetooth接続して、12.9インチをちゃぶ台に立たせてゲームするとか?

まぁ据え置きゲーム機よりは取り回しやすそうではありますが、そこまでするなら他サイズのタップ操作でいい気がします。ソファに座ってはもとよりゴロ寝してもプレイできるし。

 

以上のように何かと支障が出るiPad Pro 12.9インチではありますが、それも仕方ないのです。何しろお絵かき専用端末ですから。

だから唯一にして最大の利点が『作画など』の項目です!

っていうか12.9インチは、作画のためだけに存在するといっても過言ではないでしょう!

何しろ最大画面サイズなので、他サイズと比べて作画しやすいのなんの。

iPad Pro 10.5インチが到着した当日にお絵かきしてみましたが、やはり画面サイズは小さく感じました。そのため頻繁に拡大縮小する必要があります。

その点 12.9インチは、もちろん拡大縮小がまったくいらないというわけではありませんが、その回数は段違いに減ります。拡大縮小の回数が減るということは、紙に近い感覚で作画ができるということですね。

 

欲をいえば、12.9インチはもっと大きくてもいいくらいです。

っていうか12.9インチこそ大きくしてほしかったですねぇ。ベゼルレスとかになったらもうちょい大きくならないかな?

なぜなら、PCのお絵かきソフトのように『パネル』を2列3列に展開して描画しようと思うと12.9インチではぜんぜん足りないのです。

まぁ最近はアプリ側の涙ぐましい工夫により、描画領域を大きく確保できるアプリが増えたため、12.9インチの画面サイズでも支障はなくなってきましたが。

ちなみにぼくはProcreateを愛用しています。お絵かきアプリについて詳しくは『Apple Pencilに最適なおすすめアプリまとめ』を読んでね。

 

作画以外の用途としては、ぼくは写真加工のパス抜きに使っています。パス抜きとは、被写体の輪郭を『パス』という線でなぞって反転さして切り抜き、背景を白にする操作のことですね。

この程度の操作ならば10.5インチでも問題なくできますが、もちろん画面サイズが小さいため画面移動が多くなります。12.9インチのほうが移動が少なくてすむのです。

ぼくは両方持っているので使い分けていますが、パス抜きのためだけに12.9インチを買う人もいないでしょうから、パス抜きは10.5インチで十分でしょう。

 

まぁ……ぼくの12.9インチ用途としてはそんなもんかな? あとはデザインとか?

ぼくは最近、デザインをガチすることはめっきり少なくなりましたが、間接的には関わっているためその経験上から見ても、Webデザインもグラフィックデザインも、おそらくその他デザインも、iPad Pro 12.9インチ単体で行うことは2017年現在は不可能ですね。

何しろアプリにフルバージョンのPhotoshopないし、マイナーアプリでデザインしたら他人と互換取れないし。

さらにはマウス操作できないと泣き出すほどに不便だし。

Apple Pencilは、フリーハンドで線を引くようなアナログ的な操作には向きますが、1px単位の精密な操作には向かないんですよ。もちろんタップでの精密操作なんて論外。

精密さを求めるならやっぱりマウスがいいのです。あるいはマウス以上の何かを発明してくれたら話は別ですが、少なくともその『何か』は、iOS11で実装される予定の両手による操作ではないでしょう。

まぁAppleさんもその辺は分かっている(または思い出してくれた)からMacBookシリーズを残しているのでしょうし、iMacとかもようやくアップグレードしてくれたんでしょうし。

“くりえいちぶ”な現場はみんな常に死にかけてるわけで(爆)、そこに「MacやめてiPad Proだけにしろ」などと仕事の邪魔になることいった日にゃあ、おうちに火を付けられっかもねー?

Webデザインなんて、1pxズレただけでレイアウトが崩れるんですよいまだに。この辺いい加減、仕様策定団体かブラウザメーカーがなんとかしてほしいものですが。だから目測でフリーダムなデザインなどした日には、HTMLを組む人におうちに火を……(笑)

話ずれましたが(^^;、iPad Pro 12.9インチ単体でなんとかなる人は、文章書くだけの人とかそのくらいでしょうね、今のところ。

ぼくは文章書くにもマウスがないとしんどいので、iPad Pro 12.9インチではなく、MacBook Pro 15インチを常に持ち歩いています。最近は、MacBook 12インチにしようかな?とも考えておりますが。

つまりiPad Pro 12.9インチは、やっぱりお絵かき専用端末ということなのです。CADとかの設計方面は未経験ですが、本当にiPad Pro1枚でできるのかなぁ?

 

あ、12.9インチの用途をもう1つ思い出しました。

おうちでごはん食べているとき、テーブルに12.9インチを立ててアニメ見ながらごはん食べてます! うち、テレビないんでもっぱらネット視聴なんですよ。Amazonの見放題とか、バンダイチャンネルとか。

そのときは、画面から距離があるため10.5インチだとちょいと小さく感じます。だから12.9インチはちょうどいいです。

まぁでも、アニメ見ながら独り寂しく食事する(ToT)ためだけに、12.9インチ買う人も希でしょうから……オマケ用途ですね。

 

まとめ:けっきょくどの大きさがいいのか?

9.7インチと10.5インチはほぼ同じ使用感だとぼくは感じましたので、けっきょくこの2サイズが汎用サイズとなりましょう。なので──

  • Apple Pencilを使わない人は、お求めになりやすいiPad(無印)の9.7インチを。
  • Apple Pencilを使い、その他いろいろ使い回したい人はiPad Pro 10.5インチを。
  • 専用端末として机の上でしか使わないのならiPad Pro 12.9インチを。

──というのがひとつの目安になるかなと思います。いかがでしょ?

iPad miniの7.9インチは、現状マイナー扱いなので特別な事情がないかぎりやめた方が無難。コスパもiPad(無印)より悪いですし。

そしてiPad Pro 9.7インチから10.5インチの買い換えは必要ナシ。筐体デザインが変更されるまで貯金しておきましょう(><)b

以上、ご参考になれば幸いです!