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タブレット10枚も買った痛オタク…もとい板オタクが、気ままにiPadをレビューするブログ

MacとiPad Proは、OSレベルでの画面連携を目指せ!(当面はね)

忙しさも一段落してようやく平常運転の佐々木です(^^)

さて本日は、下記ウワサをネタに盛り上がりたいなと!

iPad Pro 2はMacの液晶タブレットにもなる、Appleが開発中か

上記内容を要約しますと──

  • iPad ProとMacの画面がOSレベルで連携して、液晶ペンタブレット(以下、液タブ)のように使えるようになる、かも。
  • 現状、アプリを介在させればiPad Proを液タブのように使えるが、描画遅延など発生する。
  • OSレベルで連携することにより、よりスムーズな連携が期待できる。

──こんな感じですね。

この中で気になるのが『よりスムーズな連携』であります。iPad ProとMacの画面がスムーズに連携することにより、いったいどんな使い勝手が実現できるのか!?

まぁこのブログを毎回読んで頂いている方には耳ダコな話ではありますが、ぼくは「iPadは、MacやiPhoneの周辺機器に“成り下がる”べき」とかねてからいっておりますので、いよいよそれが本格化するのではないか!?と思うのですねー。

ワクワク(^^)

では“成り下がる”とはどういう意味なのか?をこれからお話していきましょう。

 

 

アプリを介在すれば画面連携できる

まず始めに、現時点でも、アプリを介在させればiPad Proを液タブのように使うことができます。

その代表格がAstropadというアプリ。

百聞は一見にしかずということで、Astropadを使った様子を動画にしました。ちょいとご覧ください。

iPad Proが液タブ化するとどんなイイコトがあるのかというと、アプリ化していないPCソフトをiPad Proで使えるようになることですね。例えばPhotoshopのフルバージョンが使えたり、お絵かきソフトのCLIP STUDIO PAINTが使えたりするわけです。

Astropadはお絵かきにも十分耐えうると思いますが、でも描画遅延が発生してしまうのは事実。ぼくはさほど気にならなかったものの、気になる人は使いづらいと感じることでしょう。

なお、Astropadについては『iPad Proを液タブ化 & Apple Pencilでクリスタに描く!』に詳しいのでそちらご参照ください。

 

さて、現在はまだアプリレベルでの連携ですが、これがOSレベルで連携するようになると、描画遅延もなければ、タッチ操作も完璧になるのではないか?と思われるのですね。

OSレベルで画面連携することによりぼくが期待している操作性は以下の通り。

  • PCソフトでも縦横無尽にタップ操作が可能に
  • 描画遅延ゼロに
  • ワンタップでワイヤレス接続が可能に

これら操作性が実現するとどうなるのかを、できるだけ具体的に想像してみましょう。

 

 

PCソフトでも縦横無尽にタップ操作が可能に

Astropad最大の弱点は、タップ操作です。

バージョンアップを重ね、最近はだいぶマシになりましたが、操作系というのは『マシ』では困るのです。操作は、ちょっとでも反応しないとイラッとするのが人間というもの……ぼくが短気なのかしら?(^^;

しかしアプリベースでの画面連携なので、タップ操作はいかんともしがたいのでしょうね。iPad Proを液タブ代わりにして、CLIP STUDIO PAINTでお絵かきしていても、指で画面を移動させたり、指をひねって回転させたりの操作は実質的に使えません。

なので、液タブ同様にキーボード併用になってしまいます。

iPad Proのタップ操作に慣れてしまうと、このキーボード併用操作というのは非常に煩わしく感じてしまうのです。iPad Pro単体のお絵かきなら、直感的に指でキャンバスを拡大縮小・回転移動できるのですが、キーボード併用だと直感的とはいいがたいのです。

例えばキャンバス回転させるにも、キーボードをいちいち見なければなりませんからね。今まではそれが当たり前だったので煩わしさも感じませんでしたが……iPad Pro単体での描画が可能となり、自然なタッチ操作ができるようになると、とたんにキーボード併用が煩わしく感じてしまうのです……ぼくがわがままなのかしら?(^^;

OSベースの連携により、何よりも、このタッチ操作が改善されることに期待です。ただまぁ画面回転などは、PCソフト側の対応も必要かな? iPad Pro専用アプリでも、画面回転はアプリ側の対応が必要でしたからね。

 

 

描画遅延ゼロに

アプリ経由の画面連携ではどうしても描画遅延が発生してしまいます。有線接続であっても。

もしこれが、描画遅延ナシに画面連携することが可能になったら、つまりiPad Proが完璧な液タブになったらどうなるのかというと……

 

Wacomがヤバイ!!!

 

Wacom(ワコム)とは、液タブ市場で圧倒的なシェアを誇るニッポンの会社です。

あ、今さらですが液タブとは、画面の上に直接お絵かき出来る入力装置のこと。基本的には『液タブはモニター』なので、液タブ単体では使えずPCに接続して使います。

 

現在は、iPad Proを液タブ代わりに使おうとすると描画遅延が発生するので、本格志向のプロユースにiPad Proはさほど普及してないようです。お絵かきは趣味や副業程度、という人達が重宝するレベルでしょうか。

ですがもし、液タブとなんら変わらない性能でiPad ProとMacが連携できるようになったら……Macユーザーにとっては、Wacomの機能的優位性は失われてしまいます。(ちなみに情緒的優位性は、そもそもAppleのほうがズバ抜けています)

さらにこれを真似てSurfaceも同じような機能をつけてくるでしょうから、Windowsユーザーにとっても、Wacomを選ぶ理由がなくなります。

よって15インチ以下のWacom製液タブは脅威にさらされること間違いありません。

もっといえばiMacがApple Pencil対応となる可能性も否定できません。そうなると、Wacom製液タブ以上にデカイ液タブができあがるという寸法です。

ユーザーにとっては、使いやすくて利便性の高いほうを選べばいいだけの話ですが、メーカーにとってはたまりませんね。Appleは悪魔のようでありましょうか?

ということで、iPad Proが描画遅延ゼロになると、あるいはiMacがApple Pencil対応になると、プロユースまで取り込んで、業界の勢力図が一変する可能性ありますね。

しかもWacom製品は軒並みお高いですから、『液タブとしても使えるiPad Pro』なら破格もいいところ。

なにせWacomは、PCの周辺機器のひとつでありながら高額なのに対し、iPad ProやiMacは、それ単体で機能するコンピュータですから、液タブにもなればアニメも見られるわけですからね。

 

ちなみにぼく個人としては、描画遅延はさほど気になっておらず、12.9インチの画面サイズのほうが気になるところ。

12.9インチは、PCソフトでお絵かきしようと思うと小さいんですよね。画面狭くて、カラーパネルやレイヤーパネルが開きっぱなしにできないのです。

だから本格的なお絵かきをしようと思うなら、画面サイズ15インチ以上は欲しいです。もしAppleさんがこれに気づいて、15インチ以上のiPad Proを出してきたら、Wacomはいよいよほんとにヤバイと思いますが、はてさて?

 

ワンタップでワイヤレス接続が可能に

例えばAstropadを介在して、iPad ProとMacを画面連携させるときはこんな感じ。

接続操作、わずか12秒!

こんなに簡単に接続できるAstropadですが、これにも弱点がありまして、同じWi-Fiに繋がっていないと無線接続ができない点なんですね。

だから屋外利用とかでWi-Fi環境がないと有線接続になります。有線接続になるととたんに面倒くさくなりますね。

それとAstropadは、Mac側にも接続ソフトを入れねばならず、接続の際には、iPad Pro側もMac側もAstropadを起動させておく必要があるので、初心者には取っつきにくいように感じます。

 

これがOSレベルの画面連携だとどうなるのか?

当然、iPad Proのどっかのボタンをポチりとするだけで、Wi-Fi環境がなくともワイヤレスでMacと接続するのがベストです。

そうするとどうなるのか?

ぼくはこの『初期設定いらず』で『シームレスな接続』こそが、ビジネス用途にも耐えうる操作性である!と思うのですね。

 

例えば、ぼくはサイト制作を主業務としておりますが、よく、画面に向かって指示を書き込みたいことが頻発するんですわ。

例えば『ここのボタンをトル』などの指示を手書きで画面に書き込みたい。でも今はそれができないので、わざわざキャプチャとって、Evernoteに取り込んで、画像に書き込む機能を使って、マウスで矢印を引っ張って書き込んでいます。

まぁこの方法でも相当便利になったほうですが、でも不自然です。ブラウザに手書きできれば一発なのに。ブラウザに手書きするのが難しいなら、せめてキャプチャ画像に手書きできればと思います。

 

はたまた文章においても校正などでは、いまだプリントアウトして赤字入れて郵送する……なんてコトになってしまいます。いくつかお付き合いある出版社は、いまだこの方法で原稿をやりとりしておりますね。

これもWordに直接構成文字を手書きできればすごく早いのに、と思います。原稿自体はデジタルなので、手書きの校正が帰ってきても、いちいち画面と紙を見比べて修正せねばならないのですよ。なんともはや面倒なのです。

 

とまぁこのほど左様に、デジタル環境にアナログ入力(つまり手書き)を持ち込めれば、いろんなシーンで利便性が増すと思うのですけれども、これには必須条件があって、PCのモニターに直接書き込めるようにするか、あるいは、すぐさま接続できるサブモニターがあるか、どちらかなのですね。

AppleさんがあくまでもMacBookシリーズとiPadシリーズを別々にリリースしていくつもりならば、機能的差別化を図るためにも、少なくともMacBookシリーズにはApple Pencilを使わせてくれないことでしょう。

そうなると、MacBookシリーズとiPadシリーズを如何にシームレスに簡単に画面連携させられるかがキモとなるはずです。

そしてiPad Proは『PCに接続できる紙』として、メモ用紙代わりに使えるようになる。しかも画面に直接メモできる。iPad Proの競合はMacBookでもiPhoneでもなく、メモ用紙となるわけです。つまりは紙。

おお……素晴らしい……!

このようにiPad Proを気楽に使えるようにするためにも、ワンタップですぐさまどこでもMacと接続できる環境というのが必要なのですね。初期設定ナシに!

 

余談:Apple製品ラインナップは、いずれこうなる!?

ここからは余談ですが、ぼくは最近、Appleさんの製品ラインナップは、ゆくゆくは以下のような感じになるかも!?と大胆なことを考え始めています。

  • Mac Proシリーズは消滅!
  • MacBookシリーズも消滅!!
  • MacはiMacだけになり、iMacがプロユースという位置づけに!!!
  • そしてMacBookシリーズの代わりにiPadシリーズが据え置かれる。
  • iPhoneは引き続き主力。
  • これらコンピュータの周辺機器としてApple Watch/Apple Pencil/Apple TVがある。

 

つまり『i』の名前を冠した製品だけが生き残り、あとはいずれ製造終了するのではないか……?と勘ぐっているわけです。

『Apple』の名前を冠しているApple Watch/Apple Pencil/Apple TVは、Apple製品を横断するデバイスという位置づけです。

『i』製品が縦軸なら、『Apple』製品は横軸という感じ。これで、現状かなり煩雑になっている製品ラインナップとネーミングはスッキリします。

 

もちろん、いますぐMacBookを抹消されてはたまりませんが、早ければあと5年もしたらモバイル回線が5Gとなり、クラウド活用が主流となってくるでしょう。あるいはピアツーピア。

接続方式の技術はともかく、いずれにしろ実現したいのはシームレスでカンペキなデータ同期です。

これが実現するとどうなるかというと、まずMacBookは必ずしも必要なくなってきます。

ぼくは、データ同期がめんどいからMacBookを愛用しているわけですが、これがクラウドやピアツーピアでいつでもすぐさま完全同期取れるようになれば、メイン機はiMacでも構いません。

屋外では文章を書く程度ですから、iPadの日本語入力のダメっぷりさえ克服されれば使用に耐えうると思います。まぁ、iPadでもマウスは使わせて欲しいですケド、ほんっと。

Mac Proに至っては、2018年にバージョンアップするということをAppleさんが公表したものの、これまでずっと放置してきたのに何を今さら……って感があります。久しく、最上位機種なのに性能が最上ではなかったころから、来年のバージョンアップは『繋ぎ』ではないでしょうか?

こうして、いわゆる『パソコン』は、iMac1台だけに集約されるわけです。

そして世の中の主流はモバイルになってくる、っていうかすでにモバイルが主流だし。

Apple Watchなどのウエアラブルが主流になるのは立体映像が実用化するまで無理だと思いますので、メインマシンは引き続きiPhoneです。

そしてMacBookシリーズを引き継いだiPadシリーズは、iPhoneの『サブモニター』としても機能するわけです。まぁこれは、現状ほぼ実現しておりますが。

しかもiPadシリーズはより安価になることで、一家に何枚もあるコンピュータとなる!

iPhoneが1人1台だとするならば、iPadは1部屋に1枚です。家族各人の寝室に1枚、リビングに1枚、トイレに1枚、お風呂に1枚!

それらiPhoneもiPadもiMacも完全に同期されていて、必要なデータはいつでもどの端末でも引っ張り出せるし、個人認証は指紋やら瞳孔やらで行い、スリープ解除したらすぐさま自分専用の画面に切り替わる!

これで、お父さんのえっちぃデータも万全です!

 

……だいぶ話がそれましたが、ようはiPadという端末は、直近ではMacのサブモニターに成り下がり、将来的にはMacBookシリーズの代替マシンとなる可能性があるわけですね。

そのためにも、まずはMacとのシームレスな画面連携が実用化されること──これがはじめの一歩だと思うのです。

 

まとめ:ライバルはアナログだ!

そろそろまとめましょう。

けっきょく、今後のコンピューティングのライバルは、少なくともクリエイティブ用途にとっては『アナログ』であると思うのですね。

いわゆる紙です。紙とペンによるあの手軽な操作性。あれをデジタルで実現することが目下の目標であります。

そこにアナログを越える操作性である『修正』『同期』が加わるわけです。

今回、『修正』についてはさほど触れませんでしたが、これはデジタル最大の利点で、その代表例がカット&ペーストというわけです。

これまでは手書きやタイプライターだったのに、90年代初頭から、ボタンひとつで文章段落が入れ替えられるのは実に画期的だったのです。ってか、さすがに90年代は、ぼくは社会人にもなっておりませんが(^^;きっと画期的だったのでしょう。

この『修正』の容易さに加えて、いつでもどこでもどの端末でもデータが見られる『同期』が加わることにより、デジタルはアナログの利便性を完全に上回るわけです。

今までは文章だけでしたが、これからはイラストや図表など、手書きでも可能になるよ、ということなのですね。

そのためには、iPhoneのように携帯性がありながら画面が大きいiPadにがんばってもらう必要があります。

2017年3月、安価なiPadも出てきたことですし、ぜひこんどこそノートPCを越えて頂きたいものです。

そのための第一歩が、Macとの画面連携ですね!