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iPadファン

タブレット7枚も買った痛オタク…もとい板オタクが、気ままにiPadをレビューするブログ

Kindleの必要性:iPhoneとiPadの溝を埋める端末

しばらく埃をかぶっていたタブレット──それがKindle Paperwhite (キンドル ペーパーホワイト)。

ですが最近、ひょんなことから俄然活躍し始めたのです!

ということで本日は、Kindle Paperwhiteの必要性について考えてみたいと思います。

 

 

iPad miniは万能機だった

なぜKindle Paperwhiteが埃をかぶってしまったのか?

その原因はiPad miniにありました。

今思い返せば、iPad miniはほんと万能機でした(  ̄ - ̄)

何しろ、適度なサイズと重量で、取り回しも携帯性も抜群。とくに、Kindle Paperwhiteより一回り大きいのがとてもよかった。

Kindle Paperwhite最大の欠点は、そのサイズなのですよ。いささか小さいのです。

アメリカ人にはちょうどいいサイズかもしれませんが、多種多様な出版文化を生み出した日本人には、あのサイズでは小さいはず。

なぜならば。

日本で最も売れている書籍──マンガを読むのに小さいから!

まぁ、マンガは雑誌扱いですが(^^;

 

Kindle Paperwhiteの電子ペーパーは、本物ペーパーと比べるとまだまだ解像度粗いので、マンガだと文字が潰れてしまうこともありました。四コママンガだとなおさら。四コママンガは、紙面に絵や文字をビッチリ書き込みますから、通常より紙面サイズが必要なのです。

ですので必然的に、一回り大きいiPad mini(7.9インチ)を使うことになります。

iPad miniは、Kindle Paperwhiteよりは重いですがそれほどでもないし、何しろ、片手でも支えられて、鷲掴みにもできるベストサイズ。さすがはAppleさん、分かってますね。

電子書籍や自炊書籍のマンガを読むにも最適だし、ほどよいサイズに適度な重量から、小説やビジネス書などのテキストを読むにも難はありません。四コママンガはちょい厳しいですが読めなくはなかったし、雑誌サイズならiPad miniを横にすればオッケー。

いわんや、ブラウジングもできるしメールチェックもお手のもの。

ということで、自然と、身近にある端末はiPad miniとなり、Kindle Paperwhiteは放置のあげくバッテリーがなくなり、「たまにはKindle使おうかな」と思ったときには充電が必要(-_-)という有様だったのです。

こんな感じで、長らく放置されていたKindle Paperwhiteでしたが……最近、この状況に変化が訪れました。

 

 

iPad Pro 9.7インチ……電子書籍を読むにはデカくて重い

その変化とは、メイン機をiPad Pro 9.7インチにしてからでした。

iPad miniの欠点をあげるならば、2016年6月現在は、Apple Pencilが使えないこと。

とくにぼくは、Apple Pencilをいたく気に入りまして、デスクでも寝床でも屋外でも、いつでもどこでもApple Pencilを使いたくなりました。

でも、寝床で不意にお絵かきしたくなったとき「よっこいせ」と布団から起き上がり、寝室を出て、デスクに立てているApple PencilとiPad Proを取りに行くのは……大変しんどいのです。

もはや介護が必要な有様(^^;

ですが、寝室にApple Pencilを常備させ、あとはiPad Pro 9.7インチを寝床に持ち込めば、な、なんと、即座にお絵かきすることができるのです!

というわけで、メイン機をiPad Pro 9.7インチにしたのですね。さらには四コママンガも読みやすくなりました。

 

ですが、iPad Pro 9.7インチを2ヶ月ほど使っているうちに、電子書籍を読むのに違和感を覚えるようになったのです。

なぜならば──

「電子書籍を読むには、いささかデカいし重くね?」

──と思い始めたのですね。

Kindleの電子マンガや、裁断してPDF化する自炊マンガは、9.7インチでいいのです。紙面が大きいと迫力も出ます。アニメ視聴も9.7インチで問題なし。何よりも、iPad Proのサウンドはなかなかどうしてクリアーです。

ですが、ラノベをはじめとする小説やビジネス書、実用書になると、いささかデカいし重いと感じる。

iPad Proを横にして見開き表示にしても、紙のように曲がりませんから持ち心地はよくありません。

さらには微妙に重い。マンガなら「すごく読みやすい!」という利便性から気にならないのに、テキストになると「無駄に文字表示するなら軽くしたい」という心理が働くのですよ!

まぁ……ぼくが神経質なだけかもしれませんが。

ということで「もっと読みやすくならないかなー?」と考えていたとき、ハタと、埃をかぶっているKindle Paperwhiteを思い出した次第です。

 

 

Kindle Paperwhiteの必要性は、iPhoneとiPadの溝を埋める専用端末!

ということでKindle Paperwhiteを充電し直し、使ってみたところ……

かっる!!

iPad Pro 9.7インチと比べて改めて、驚きの軽さであることを実感しました。

かてて加えて、6インチというサイズもちょうどいい。

マンガを読もうとしたときは小さいと感じた6インチですが、テキストを読もうとすると、これほどのベストサイズはないと気づきました。

 

ちなみにiPhone 6の4.7インチも、これがいささか小さいんですわー。

読書というのは、字面を追っているだけではなく、ページ全体を把握しながら字面を追っているのです。

だから、ページの全体表示ができないiPhone 6では、読めなくはないけど読みにくい、と感じる。まるで、のぞき穴越しに読書しているような気分になるのですね。結果疲れを感じるわけです。

これを『情報俯瞰の欠如』といいます──いま決めました、自分で(゚Д゚) 難しい言葉にするとかっこいいし!

これは電子書籍に限らず、ブラウジングでもそうですね。何かを購入する際、本気でいろいろ比べたいならPCにスイッチするようなことがあると思いますが、『情報俯瞰の欠如』が原因です。

さらには「そもそも、電子書籍では頭に入ってこない」ともよく聞きますが、これも『情報俯瞰の欠如』が原因だと思います。読書中は、ページ全体を把握しているにとどまらず、書籍全体のページ数すら無意識に把握しているのです。つまり「いま何ページまで読んだか」を本の厚みから感じ取っているわけですね。これが電子書籍だと分かりにくいから、まるで、目隠しされているような気分になり「電子書籍は頭に入らない」となるわけです。

 

閑話休題。Kindle Paperwhiteだと、適度なサイズにより、1ページ分の情報を表示することが可能です。文庫1ページ分といったところでしょう。

ですがiPad Pro 9.7インチだと、1ページ分に表示する字面が多すぎるのです。人間、たくさんの字面を見ただけで「うわぁ、大変そう」っと感じるものですから、大画面に文字がびっしり表示されると、それだけで読書に抵抗感が出ます。

文字サイズを大きくすればいいじゃん、という向きもありますが、文字が無駄に大きくなると、それはそれで読みにくいのです。何よりも、9.7インチだと視線の移動が増えてしまい、字面を追う労力が増すのですよ。マンガなら『面』で捉えられますが、テキストは『線』で視線移動させねばなりませんからね。

いやほんと、神経質な意見ばかりですみません(^^; でもほら、読書ってとてもエネルギーを使う行為ですから、なるべく省エネしたいわけです。

もうそこまでいうなら紙でいいじゃん、という考え方もありますが、紙書籍だと、携帯性に難があるわけですよ。いつでもどこでも、気が向いたときにサッと読書できる環境も、それはそれで重要なのです。

現代人は、まとまった時間は取れなくとも、細切れの時間は案外多いもの。この情報化社会においては、そんな時間にも読書を強いられるのですねー。

 

というわけで、iPhoneより大きく、iPad Pro 9.7インチより小さい、しかも軽い──だからiPhoneとiPadの溝を埋める専用端末、という必要性がKindle Paperwhiteだったのです。

さすが、読書専用に開発されただけはあります。

まぁ難点を上げるとするならば、「いまどこまで読んだのか?」が分かりにくいので、パーセンテージ表示だけでなく、横スクロールバーを常時表示するとか、そういう改良は欲しいところですね。

 

もしも、iPad Pro 7.9インチが出てきたら……?

でもぼくは思うのです。

iPad Pro 7.9インチが出てきたらどうしよう……と。

またぞろ散財ですが、たぶん買っちゃうでしょうねぇ(^^;

そうなったとき、メイン機は再び7.9インチに戻るかもしれません……!

となると、Kindle Paperwhiteの必要性が再びなくなり、また埃まみれになる可能性も(^^;

 

ぼくは『7.9インチはいずれなくなる派』ではありますが、9.7インチを使って改めて思ったのは、「7.9インチ、確かにいずれなくなると思うけど、まだ当分先かな」ということでした。

現状、やはり、9.7インチはいささか重いしデカいっす。読書端末としては、7.9インチのほうがベスト。

マンガは多くの人が読むでしょうが、そのうち四コママンガを読む人は少数派でしょうし、雑誌サイズになると、9.7インチでも小さいから、いずれにしてもiPadを横にせざるをえなくなります。ならば7.9インチでも9.7インチでも、読み心地は大して変わりません。そもそも、ネットに食われて、雑誌を電子書籍で読む、というのも相当少ないと思いますし。

 

ゆえに「7.9インチが消滅するのは、iPadが有機ELを実装して、下敷きのようにペラッペラになってから」だと思ったのです。

下敷きのようにペラッペラになって弾力性が出てくれば、9.7インチを横にして、電子書籍を見開き表示させて読んでも、ぐにゃりと曲がるのでとても持ちやすいと思うのですね。あるいは、二つ折りできるかもしれません。

折り目のない二つ折りにまでできるようになれば、12.9インチ1枚でいいかもだけど。両面ディスプレイにして、開いたら12.9インチとして大画面でお絵かきし、折りたためば6インチ端末として読書を楽しむ……!

おお! Kindle Paperwhiteと同じサイズになるじゃん!

ペラペラディスプレイ、早く実用化しないかなー(^^)

まぁ、端末がどんなに進化しても、読書したり視聴したりする使い方は変わらないですけどね。テクノロジーが進化すればするほどに、コンテンツもいろんなことができそうなものですが。

これから真にイノベーションが必要なのは、コンテンツのほうだよなぁと思う今日この頃でした。