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iPadファン

タブレット7枚も買った痛オタク…もとい板オタクが、気ままにiPadをレビューするブログ

iPad Pro 9.7と12.9、絵が描きやすいのはどっち?

iPad Pro 9.7インチを購入してからこっち、充電する間もないくらい延々使っておりました(^^;

ブラウジングはもとより、アニメ視聴や読書、そしてもちろんイラスト描画に至るまで。

で、昨日ふと思い出したのがiPad Pro 12.9インチ。

9.7インチに夢中になって、12.9インチも持っていたことを忘れておりました(゚Д゚)

 

 

絵の描きやすさは、断然12.9インチ!

思い出したことで「イラスト描くとか、写真のパス抜きとかは、やっぱり大画面のほうがよくね?」ということにようやく気づき、久しぶりに12.9インチを使ってみたところ──

──圧倒的に描きやすいじゃん(^^;

やっぱりお絵かきは、大画面のほうが描きやすいですね。

iPad Pro 12.9インチ、無駄にならなくて良かった!

ということで、イラストやデザイン用途でiPad Proを考えている人は、12.9インチのほうがオススメ。

持ち運んでiPad Proを使わねばならないときは、しかもノートPCと一緒に持ち運ばねばならないときは9.7インチがいいです。12.9インチでは重すぎ。

屋外使用でも、iPad Proだけ持ち運ぶならば12.9インチでもいいでしょう。ただしその際は、文字入力やマルチタスクとか、その辺の操作がしにくくなります。iOSですので、PCと同じ操作性は望むべくもありません。とくに文字入力は、キーボードを一緒に持ち出しても厳しいでしょう。詳しくは『iOS9.3の日本語入力は若干よくなった、ケド……』にて。

なので、お絵かきに特化して持ち運びたい場合に限りますね、12.9インチは。

 

まとめると──

  • 描画に専念したいなら12.9インチ(単体での持ち運びは可能)
  • PCと一緒に持ち出すなら9.7インチ

──つまり12.9インチはお絵かき専用タブレット(ほぼ液タブ)で、9.7インチは何でもできる汎用タブレットという感じです。

9.7インチでも描けなくはないですし、12.9インチを体験してなければ「素晴らしい!」と感じるでしょうが、12.9インチを体験してしまうと、もう段違いなのです、お絵かきのしやすさは。

やはり汎用機は、専用機には勝てないのです。

 

 

なぜ12.9インチなのか?その1:拡大縮小が少なくて済む

これは当たり前ですが、画面が大きい方が、イラストを拡大縮小する頻度が少なくて済みます。

必然的に、手数が減るので楽ちんです。

ではどのくらい違いが出るのかというと、これは人によりますが、ぼくの場合ですと──

  • 9.7インチ:線1本引く事に、ほぼ拡大縮小してる
  • 12.9インチ:例えばキャラの顔を描いている時は、拡大縮小しなくて済む

──この程度には違いが出ておりました。

もちろん、iPad Proは拡大縮小もスムーズ極まりないので、どこぞの液タブより遙かに操作性が向上してはおります。某ワ○ム社のタッチ機能なんて、まったく使えませんでしたからね。

でも、iPad Pro同士で比べると、やはり、拡大縮小の回数が少ない方が、イラスト描画は楽ちんでした。

 

 

なぜ12.9インチなのか?その2:周辺視野って意外と大切

ぼくは、線を引くストロークはあまり長い方ではありません。シャッシャッとペンを運ぶ感じです。

なので、描画領域──つまりペンに反応する画面サイズは、そんなにデカくなくてもいい、と思っていました。

ですが、描画領域は広くなくてもいいのですが、イラストを表示させておく"表示"領域は広い方がいい、というのを、9.7インチと12.9インチ両方使ってみて初めて実感しました。

というのも、人間って、無意識のうちにイラスト全体の構図を見ながら、部分を描いているのです。まぁこれも、当たり前といえば当たり前なのですが。

つまり、イラスト描画においてベストな環境とは、イラスト全体を周辺視野で見ながら、髪の毛を描いたり猫耳描いたりしたほうが、圧倒的に描きやすいのです。

ちなみに周辺視野とは、例えばこのブログを読んでいるとき、焦点は一文字一文字を追っているわけですが、本当は、上下左右の文面も眼に入っているはずです。その『意識はしていないんだけど見えている』というのが周辺視野です。

無意識のうちに情報をキャッチしていると言うことで、よく、速読なんかの話に出てくる言葉ですが……いくら無意識に情報を入れたって、それを引き出せなければ意味がありませんと思いますがねぇ。まぁアイディアが浮かびやすくなったりすることはあり得ますが。

速読では、嘘っぽく聞こえる周辺視野ですが、これがお絵かきとなると話が違ってきます。

イラストの全体像を把握しているのは周辺視野なので。

そして焦点で、いま描いている部分──例えば猫耳やフリルを見ている。例えがいちいちオタっぽいのはご愛敬。

全くの私見ですが、デッサンが上手い下手というのも、この周辺視野をどれほど使えているか、によるのではないかなと。

それは自転車の運転と同じです。初心者はハンドリングに精一杯で、足で漕ぐことを忘れたり、体幹でバランスを取ることができなかったりします。その結果、転ぶ。でも、自転車の運転にこなれてくると、すべてが無意識にできるわけです。焦点は、車や歩行者だけ見ていればいい。

お絵かきもこれと一緒で、初心者は、『いま描いている部分』を注視している。それ以外、まったく見えなくなっている。つまり、周辺視野が働かず、意識と無意識が総出で『いま描いているフリルやニーソ』に注意が奪われているわけです。ハンドリングに四苦八苦している自転車初心者とおんなじ。

これが、作画にこなれてくると余裕ができ、周辺視野のキャパが上がり、全体を無意識に把握するようになり、デッサンの狂いがなくなるのではないか、と思うのです。

 

作画の話が長くなりましたが話を戻して、ということは、イラスト表示領域が小さいとどうなるのか?

拡大縮小して瞳だけ描画していたら、片目だけ妙にデカくなったりズレたりしてしまうように、イラスト表示領域が狭いと、訓練された周辺視野であっても意味がないということです。だって、実際に見えないのですから。

紙と鉛筆で例えるならば──iPad Pro 9.7インチは、イラストを、双眼鏡で覗きながら描いているようなもの。まぁ実際はそこまで酷くないですが(^^;、例えってことで。

当然、描きにくいですよね。

つまり、画面はデカいに越したことはないのですね。

 

だからiPad Proは、もっと大型化するべき

CGは、解像度や画面摩擦の関係から、どうしても拡大縮小せざるをえません。

ドット粗いし、画面つるっつるだしで。

これは、Retinaディスプレイといえども同様です。もちろん、他社製ディスプレイよりは圧倒的にキレイで、描画もしやすいですけれども、拡大縮小まるでナシ、というわけにはいきませんでした。

ただし前述の通り、9.7インチと12.9インチでは、拡大縮小の頻度がだいぶ違います。

 

だからiPad Proは、さらに大型化すべきだと思うんですよね。最低でも15インチくらいは欲しい。もっといえばデュアルディスプレイ化して、iPadやiPhoneをパレット代わりに使いたい。パレットってあれです、アナログ画材の絵の具を付けておくヤツ。

そしてサブディスプレイのほうに、各種パネルを展開させておくのです。レイヤーパネルとかカラーパネルとかを。

まぁ最近は、アプリ側の涙ぐましい工夫により、パネル展開せずとも描画できるようにはなってきましたので、デュアルディスプレイは是が非にもほしい、とまでは思わなくなってきましたが。

制限を乗り越えようとする人間の発想は、すごいモノがありますね(^^;

 

でも、デュアルディスプレイとまでは言わずとも、15インチの表示領域はとてもほしいです。そのほうが、イラストを、周辺視野でより把握できるようになるので。

周辺視野でイラストを把握出来るようになればなるほど、アナログで描く感覚により近づき、お絵かきはより楽ちんに、スムーズになると思います。

まぁ欲を言えば、あのつるっつるの画面もなんとかしてほしいですが。Apple Pencilのペン先は、もうちょいゴム感があってもいいんじゃないかなぁ。ペン先、頻繁に交換してもいいですから。

サードパーティーからペン先リリースされてないかな?

 

まぁいろいろ言いましたが、iPad Proを購入してからこっち、お絵かきがぐぐっと身近になったと思います。とても快適(^^)

お絵かきは、生活に密着していないですからね。そうなると、『絵を描く』という習慣をあえて身につけなければならない。

習慣を身につけるために何よりも大切なのは環境なのだそうです。

習慣化したい行為が『常に身近にある環境』ということですね。

たとえば毎朝のランニングを習慣化したいならば、夜のうちに、シューズもウエアも何もかも用意しておく。ハンガーに掛けたりして。究極的には、ウエアを着込んで寝るくらいがベスト。

つまり、起きたらすぐさま走りに行ける環境を整えておく、ということなのです。起きてからウエアを出したりしてたら、ただでさえ面倒なランニングなのですから「明日でいいや」となること請け合いなのです。

お絵かきの練習も一緒で、いつでもどこでもすぐさま絵が描ける環境が何よりも大切ということですね。

詳しくはこちらの本をご一読ください。イラスト練習を習慣化させるために、とても参考になりました。

 

周辺視野が狭められるという欠点がデジタル作画にはありますが、どっこい、アナログ画材はそれ以上の欠点があります。つまりアナログ画材は、いつでもどこでも気楽にお絵かき、というわけにはいかないということです。

紙と鉛筆ですら場所を選びます。寝床で描こうとすれば下敷きがいるし、消しカスで埋もれるし、紙はクシャっとなるし!

着色でもしようものなら、絵の具だけでも何十個と必要です。必然的に、専用デスクが必要になりますし、お手々も汚れます(^^;

ですがiPad Proであれば、画材は全部iPad Proの中に入っている! あとはApple Pencil1本あればいいだけ! Apple Pencilが、様々な筆に早変わり!

いつでもどこでも寝床でも旅先でも、ラフから着色までできてしまう!!

なんということでしょう(^^)

 

だからこそ、ぼくは、お絵かき環境を整えるため、お絵かきという行為をより身近にするため、iPad Proを2枚も買いました。

12.9インチはデスクの上で、9.7インチはベッドの中や出先でお絵かきするために。

なので2枚あっても悔いはありません!

ということで皆さんも、iPad Proで素敵なお絵かきライフをお過ごしくださいませ〜。