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タブレット9枚も買った痛オタク…もとい板オタクが、気ままにiPadをレビューするブログ

自炊の意味は、身の安全を確保するため!

製本されている書籍を、なぜわざわざ、裁断しスキャンしPDFにするのか?

この一連の作業が『自炊』と呼ばれるようになって久しいわけですが、っていうか今や『自炊』とググれば電子書籍化のページが多くヒットする始末。

この自炊という行為は、いったいどんな意味があるというのか?

人はなぜ、自炊するのか!?

今回は、そんな壮大(?)なテーマについて考えてみたいと思います。

 

 

ぼくも最初は、無意味なことしてるなぁと思いました

自炊については、ぼくも最初は、「なんて意味のないことをしているのだろう?」と不思議に思ったものです。

それが変わり始めたキッカケは、仕事で、膨大な資料をめくりながら原稿書かねばならないときでした。

「あ〜〜〜! この紙資料、モニターに表示させながら、そのすぐ横にWord配置できたらラクなのに!」

どうにかしてPDF化できないか? キンコーズとかに持っていくとやってくれないか? とかいろいろ調べたら、『自炊』という言葉にたどり着きました。

なのでさっそくアキバに行き、連続給紙機能のあるドキュメントスキャナという機材を貸してもらいました。その店、のちにいろいろ問題になったようなので、まだあるのか分かりませぬが。

あ、ちなみにデータ化した資料は著作権とか関係ない社内文書だったのであしからず(^^;

 

で、実際にドキュメントスキャナを使ってみたら……早いのなんの!

プリンターより早く、紙がどんどんPDFになっていくじゃありませんか!

所要時間、わずか数分の出来事にぼくは呆然としました。

天然のコピーガードだと思っていた紙が、よもや、わずか数分でデータ化されてしまうとは。

まさかの無防備!

これだったら、コピーガードのついている電子書籍として出した方がまだマシ……と思えるほど。なにげに著作を2冊ほど出版しているワタクシとしては、茫然自失でした。

 

そんなわけで、自炊という作業には良くも悪くも興味を持った次第ですが、この時点では、また自ら自炊をやろうとは思っていませんでした。

当時は、まだ、iPadも初代で、分厚く重くて、Retinaディスプレイに比べたら画質も悪く(それでも当時はいい方でしたが)、とてもとても、紙書籍の利便性には敵わないと思っていたのです。

その考えが覆されたのは、3.11の大震災でした……。

 

 

都内なのに結構な被害を被りまして

アキバでの自炊体験からどのくらい流れたか忘れましたが、自炊に目覚めた出来事は3.11大震災のときでした。

ぼくは都内に住んでいて、東京はそこまで揺れはしなかったのですが、その証拠に友人知人みんな茶碗の一つも割れなかったのですが……

ぼくは古びたマンションの9Fに事務所を構えておりまして。

めっちゃ揺れたようなのです。古くて9Fだったから。

で、この惨状(ToT)

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『揺れたよう』と書いたのは、地震のとき、ぼくはマンションにいなかったのですね。買い物をしに外に出ていたのです。

それが幸いでした。

本棚は倒壊し、300冊近い書籍はぶちまけられ、オマケに、MacBook Proが本棚の下敷きになり大破。

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スイッチ入れたら爆発しそうになったんで、慌てて強制終了しました(^^;

ちなみに、デスクの上にあったiMacも転げ落ち顔面蒼白。ですがなんと、iMacは傷一つなく2016年も未だ健在(^^; なんという鋼の塊。おかげで床がへこんで修理代2万円を大家さんに取られましたよ(ToT)

外出してたからよかったものの、もし室内にいたら、潰されていたのはMacBook Proではなくぼくだったかもしれません(^^;

まぁ死にはしないでしょうが、たんこぶの一つでも作ってたか、最悪骨折してたかもね。間違いなく、本棚を押さえつけようとしたでしょうから。

 

で、この惨状の最たる原因は、なんといっても書籍だったのです。

片付けながら思ったのは「本棚さえ倒れなければ、ここまで大変な思いと出費をしなくてもよかったのに……」と思ったのですね。

 

でも、書籍はなかなか捨てられない……。

マンガともなればなおさら捨てたくない……。

このときぼくの脳裏には、アキバのドキュメントスキャナの記憶がよみがえります!

「ああ、この問題を解決するには、自炊すればいいのか!」

ということで、ぼくは身の安全と、あとはスペース確保のために、自炊に意味を見い出したのでした。

 

 

ドキュメントスキャナはScanSnapを採用

そこでまず、裁断機とドキュメントスキャナを揃えました。

裁断機は『プラス 断裁機 PK-513L』を買いました。あれから月日が経った今、なんと、2101冊もの書籍を切りまくりましたが、替え刃することなくまだ使えてます。切り口はだいぶ粗くなってきたものの、スキャンするのには支障ありません。

 

ドキュメントスキャナは、いまや自炊需要で売れているといっても過言ではない『ScanSnap』。ぼくが使っているのはもう廃盤になっちゃいましたが、今の型番はより進化していると思います。スキャン速度と性能はピカイチ。

最上位機種の『ScanSnap iX500』を買っておけば間違いありませんが、ちょっとお高い!
なので自炊用でしたら、下位機種の『ScanSnap S1300i』でも十分かと思います。

両者の大きな違いは、読み取りスピードとサイズ。もちろん細々とした性能差はありますが、大きな違いはスピードとサイズです。

まぁどちらも、スピードはすでに十二分に速いので、ポイントは「どれくらい大きな用紙を読み取りたいか?」となります。

もし、A3用紙をスキャンする必要あるなら『ScanSnap iX500』になります。
そうでなければ『ScanSnap S1300i』でいいかと思います。

 

裁断機とドキュメントスキャナ、合わせると約6万円以上してくるのでちょいと高いですが……あ、当時のぼくは7万円したので1万円安くなってますが、でも、高級な本棚買おうと思ったらこのくらいしますしね。

それに何よりも、命には代えられません!

ということで、ぼくは自炊を始めました。

 

読書はiPadで

当然、読書はiPadということになります。

コレ、メチャクチャいいですよ(^^)

想像以上の読み心地でした。とくに、Retinaディスプレイになってからは『ガラス越しに紙を見ているかのよう』です。

iPadでの読書感は、こちら『iPadで自炊マンガ閲覧』をご覧ください。

 

まとめ:書籍保管代を考えれば安いんじゃないかな

自炊セット(6万円)とiPad(mini2で約3万円)で、初期投資は安くとも9万円になりますが、ぼくは悔いのない設備投資でした。

なんといっても、部屋がスッキリきれいになったこと!

書籍が黄ばむ心配もなくなりましたし、再び地震が来ても、もう安全です(^^)

都市部に住んでいる人はとくに、書籍保管代のほうが高くつく恐れもあります。かつて、ぼくの部屋は床いっぱいにマンガが散乱しておりましたが、あれじゃあマンガのために家賃払ってるようなものでしたわ。人間様の安住スペースは、ベッドの上、畳2畳分くらしかありませんでした(^^;

まぁ、自炊本を格納しているハードディスクが壊れたり潰れたりしたら元も子もないので、バックアップは常時取っておりますが。ドロップボックスとかにアップしておけばなお安全ですね。

というわけで、ぼくは自炊に様々な意味を見いだしてしまったのですが、いかがでしょうか?

書籍は資産。大切だからこそ、データ化して永久保存を考えてもいいのではないかと思う今日この頃です!