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Apple Pencilに最適なおすすめアプリまとめ(2018年版)

Apple Pencilを買ってからこっち、様々なお絵かきアプリ・手書きアプリを試してみました。

ということで今回は、その中から用途別に最適アプリをご紹介致します!

2018年1月には、CLIP STUDIO PAINT(クリップ スタジオ ペイント)、略してクリスタがiPadでも使えるようになりましたのと、これまでご紹介した各種アプリも様々に進化(あるいは退化!?)しましたので、2017年12月に情報を刷新しました。

アプリ選びのお役に立てれば幸いです(^^)

 

 

図表や手書き文字・走り書きにはこの2つ!

「絵を描くことはしないけど、ちょっとした走り書きをしたり、図表を書いたりしたい」という方は、最小限の描画機能で、操作も分かりやすく、サッと描画できる軽快さが必要かなと思います。

ちなみに『最小限の描画機能』とは、手書き・走り書きには、ブレンドモードとか手ぶれ補正とか何百パターンもあるブラシとか必要ないよね、という意味です。

 

さて、手書き中心にApple Pencilを使いたい人にはノート系アプリがおすすめ。

ノート系アプリとは『キーボードによるテキスト入力もできれば、Apple Pencilによる手書き入力もできる』アプリのことを指します。

文房具の紙ノートに匹敵する手書き感を実現しながら、さらにデジタル文字のタイピングもできるので、紙ノート以上の使い勝手といっても過言ではないでしょう。

それにデジタルならではの互換性もあります。互換性とは、例えばノート系アプリで書いた図表を画像で書き出して、Wordなどに貼り付けるというような使い方ですね。スキャナいらずというわけです。

あと紙メモとかよくなくす人はノート系アプリがいっそうおすすめ(^^) 「メモは常にiPad Proに入っている」ことさえ忘れなければ無くす心配はありません。まぁ、誤って消去しないよう気をつける必要はありますが(^^;

紙ノートと比べてノート系アプリが劣る点としては、すごく小さい文字をビッチリ書き込みたいときでしょうか。そんなときは紙ノートのほうが書きやすいですが、ノート系アプリでも、二本指で画面を拡大すれば小さな文字をビッチリ書き込めますし、そもそもそんな細かな文字ばかり書くこともないかと思いますので、総合的な使い勝手を考えれば、いまや「紙ノートを使う理由がない」とまでぼくは思っています。

まぁ、ぼくが根っからのデジタル人間だからこそでもありますが。あ、そうだ! 電池が切れたらどうにもなりませんね(^^; モバイルバッテリーはもう必携の品ですねぇ。

 

さてそんないいことずくめのノート系アプリですが、以前は、Apple純正の『メモ』アプリをおすすめしていました。がしかしiOS11になって、なんでか描画性能が悪くなったり、過去のデータを勝手に改ざんされたりしたので(ToT)、ぼくは『メモ』アプリは使わなくなりました。

『メモ』アプリに代わっておすすめなのは、下記2つのアプリです。

どちらのアプリも、『最小限の描画機能』『分かりやすい操作性』『サッと描画できる軽快さ』を実現しているので、大きな使い勝手としてはどちらも秀逸です。

 

細かな違いとしては、noteshelf2のほうは、なんといっても抜群の描画性能にあります。

ノート系アプリでありながら、絵お絵かきアプリにも匹敵する描画性能を誇るのですね。その気になれば美少女イラストを描画できてしまうでしょう……!

 

これに比べてNotabilityのほうは、描画性能はnoteshelf2ほどではないにしても、『1.Macと同期が取れる』『2.録音ができる』この2点がnoteshelf2より優れています。

まず何よりも、NotabilityはMac版もあるので、Mac派にはデータ同期が容易なのが嬉しいですね。『メモ』アプリと同じ使い勝手が可能です(同期にはiCloudを使用)。

次の録音機能については、noteshelf2にも録音機能はあるのですが、Notabilityのほうはただ録音できるだけでなく『描画中の音声を頭出しできる』んです。字面だけだとちょっとよく分からないと思うので動画でご覧ください。

 

ということでノート系アプリをまとめますと──

  • Macと同期したい人、または音声録音を多用する人はNotability
  • Macと同期しない・音声録音もしないならnoteshelf2

──という感じですね。

Notabilityのほうが機能は一歩上に感じますが、ぼくは描画性能が気に入っていて、意外とMacと同期しないためnoteshelf2の使用頻度のほうが多いですね。

 

 

PCの使い勝手そのままにiPadでお絵かきしたいならクリスタ!

2017年11月に、満を持して登場したのが待望しまくっていたCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)であります!

いやー、待ちに待ちましたねiPad版クリスタ!

何より驚かされたのは、PCのインターフェイス(画面)そのままにiPadへ移植されながら、それでいてちゃんとiPadに最適化されている点です。

いまだiPadに移植できていないPhotoshop(フルバージョン)とかDreamweaverとか、そういったPC系ソフトは、このクリスタの移植方法をお手本にして頂きたいくらいです。

 

さて、PCインターフェイスがほぼそのままである最大のメリットは、なんといっても、アプリを覚え直す必要がないことでしょう。

とにかくクリスタは、キーボード・ショートカットまでPCと一緒なのですわ! それでいて『二本指で画面をタップするとアンドゥ』などのジェスチャー・ショートカットまであるのですから素晴らしいのひと言。

しかもショートカットは、これまたPCと全く同様にフルカスタマイズできるというスグレモノです。

例えばぼくなら、数字キーの『1』に、ブラシと消しゴムを割り当てています。そうすると、『1』を押すたびにブラシと消しゴムが切り替わりますので、ラフ描画とかすごく便利なんですね。このようなショートカットのカスタマイズが自由自在です。

つまりクリスタは、キーボードとApple Pencilとをセットで使うことでその本領を発揮します。まさにPCライクな使い方が可能なのですね。

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そしてPCとの同期も取れますので、iPadで描いたラフをPCで清書する、みたいなことも可能です。

iPadはマウスが使えませんから、マウス操作したいときなど同期は便利ですね(^^)

同期には、CLIP STUDIOにログインするほか、設定変更の必要もありますので詳しくは公式サイトにてご確認ください。

 

あともちろんクリスタは、もともと描画性能が抜群によく、そのズバ抜けた性能もそのまんまにiPad版に移植されていますので、もはや、いつでもどこでもお絵かきできるといって過言ではないでしょう。

いままでは机にかじりついてお絵かきしておりましたが、これからはスタバでもファミレスでも、屋外でスケッチもできるし、新幹線で移動中だって描画できます!

まぁ……新幹線はけっこう揺れるので難しいかな?(^^;

 

とにもかくにも、クリスタの登場以降、iPad Proでのペイントアプリ・ナンバーワンといっても過言ではないと思います。より詳細は下記レビューでご覧ください。

>> iPad Proに最適化されたCLIP STUDIO PAINTがすごい!まずはじめにやることは?

 

 

無料でお絵かきアプリを使いたいならMediBang Paint

かつては『クラウド同期機能』と『PCソフトもある』ことが強みだったMediBang Paint (メディバン ペイント)ですが、クリスタ登場もあって、その強みはコモディティ化してしまいました。

iPad版のほうは、いまだインターフェイスもイマイチですし。

なおぼくがイマイチと感じるのは、パネルが多すぎて、かつ自動的に消えたりしないので、描画領域を圧迫してしまう点ですね。

iPadは最大でも12.9インチしかありませんから画面の運用効率は大切だと思う次第です。

 

ただそれでもメディバンに優位性があるのは、なんといっても価格でしょう。

イマイチと感じる点は多少あったとしても、あれだけの多機能を無償で提供しているのですから驚きです。

クリスタは月額制になっておりますから「月額制はちょっとな……」という人はメディバンを選択するというのも一つの手かと思います。

  • プロユースならクリスタ、あるいはプロを目指しているならクリスタ
  • アマチュアユースで気楽に楽しみたいならメディバン

という選択基準がよいかなと思います。

 

キーボード使いたくないならProcreate!

クリスタ以前にぼくが多用していたイラストアプリがProcreate(プロ クリエイト)、でした。

イラストのラフから始まって、ペン入れやクリーンナップ、そして着色までもアプリ1つでできてしまう優れもの、でした。

なんか過去形になってる(^^;

ビジネス用のメモや図表作成にもぼくは使っていたのですが、読者さんから「多機能すぎて難しい」という意見があがりまして、確かにそうかもと思うに至りました。

なのでメモや走り書きには前述のノート系アプリがいいでしょうね。

 

さて、Procreate最大の魅力は、とにかくインターフェイスが秀逸であることです。

インターフェイスに関しては、iPad専用に作られただけあって、クリスタをも凌ぐと思います。必要最小限の機能だけがツールボタンとして表示されているので、慣れれば非常に操作しやすいでしょう。

この辺、詳しくは雑誌寄稿させて頂きましたので、興味ある人はご一読ください。2018年1月現在、Amazonの読み放題で読むこと可能です(^^) 『iPad仕事術!SPECIAL

 

イチオシのクリスタと比較すると、大きな違いは『キーボードいらずで描画できる』点でしょうね。クリスタは、その操作性を十二分に発揮するためにはやっぱりキーボードが必要です。

コマンドやオプションなど各種ファンクションキーは、ソフトウエアキーボードとしてクリスタに用意されていますが、ソフトウエアキーボードはやっぱり押しにくいです。これは、キー操作併用が前提であることの欠点でもありましょう。

その点Procreateは、タッチ操作のみ前提で設計されていますので、iPad ProとApple Pencilさえあれば『いつでもどこでも』がさらに極まるわけです。iPad Proを片手に持っての描画すらできます……! まぁ10分もしたら手が疲れそうですが(^^;

そんなわけで『iPad Proでキーボードは使いたくない』とか『屋外でお絵かきしたいけどキーボード持っていくのは邪魔』とか、そういう人はProcreateを習得してみるのもアリでしょうね。

 

それとProcreateは、タッチ操作もスムーズ。それが端的に表れているのが二本指による画面回転です。クリスタは、2018年1月現在は、どうしても『もっさり』とした回転になりますが、Procreateは非常にスムーズ。さすがはiPad専用アプリなだけあります。

 

ブラシ設定や配色の妙については、クリスタのほうがよいように感じます。

この辺、画力やカスタマイズのほうが大きいのかもしれませんが、クリスタはデフォルトでも満足いくブラシ・配色だったのに対し、Procreateはカスタマイズの必要性を感じます……感じますが面倒でやってないですが(^^;

具体的にはProcreateだと、どのブラシでも線が粗くなったり、思うようなラインになってくれなかったり。そして配色は暗くなりがちのような? この辺やっぱり画力の問題か(^^;

ちなみにProcreate1つでラフから着色までやってみたのが下掲イラストであります。

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まぁ……やっぱり画力の問題か(^^;

 

Procreateの設定や操作方法などは下記エントリーにも書きましたので、ご興味ある方は合わせてご一読ください。

>> Procreateの使い方。操作方法を動画で分かりやすく説明します!

 

iPad Proが液タブに!Astropad

MacとiPad Proを接続し、iPad Proを液晶ペンタブレット代わりに使いたいならコレ! Astropad(アストロパッド)

しかも、デュアルディスプレイ化により、iPad Proは描画領域占有できて、サブモニターにパネルや作画資料も表示できる優れものです!

作業領域の拡張は、iPad Proでは実現できない離れ業ですからね。液タブ化することによる最大のメリットは、デュアルディスプレイ化でしょうね。

 

さて、iPad Proを液タブ化するためには、Astropadというアプリを使うわけですが、このアプリでiPad ProとMacを繋げるだけで、WacomのCintiq13HDと同等になるんですから、度肝を抜かれました。

iPad Proを液タブ化する方法は下記エントリーにまとめましたので合わせてご覧ください。

>> iPad Proを液タブ化 & Apple Pencilでクリスタに描く!

 

難点を上げると2つで、まず、iPadならではのタッチ操作がほぼできなくなってしまうんですよね。これはかなりもったいない難点ではあります。

 

もう一つの難点は若干の描画遅延が起こることですが……ぼくは許容範囲ではありました。

メイキングを撮影したので、AstropadでPC版クリスタを使ってみたときの描画能力をご確認ください。

あ、ぼくの作画技能を見るんじゃなくて、描画能力がいかに凄いかを見てね(笑) 等倍速です。BGM付き。

 

以上がAstropadの魅力ではありますが、iPad版クリスタ登場以降は、Astropad経由でのPC版クリスタ描画は不要になったかと思います。

なのでぼくの場合は、画像のパス抜き(被写体を切り取って背景を白くする作業)のときくらいかな、最近の使用頻度としては。

あ、そうそう。

ちょっと代わったAstropadの使い方として、Macのリモートコントロールが上げられますね。例えば大容量のデータダウンロードで時間くっているとき、休憩したいじゃないですか。

んで休憩の間は、ソファでゴロ寝したいじゃないですか。

ゴロ寝したらiPadでマンガ読みたいじゃないですか。

え? 会社でそんなことできるかって? まぁそれはともかく(^^;

そんなとき、AstropadでMacとiPadを繋げておけば、ゴロ寝しているソファから起き上がることなくMacのダウンロード進捗を確認できるわけです。何しろワイヤレス接続が可能ですから!

そしてなんかエラーが出たりしたときも、iPadからMacのアラートボタンとかプッシュできるわけですよ。

ラクチンですね!

……ほんと、ぼくはどんだけカラダを動かしたくないのやら(^^;

 

まとめ

いろいろ試してきた結果、2018年1月現在は、下記の優先順位で選ぶのがおすすめかなと思います。

お絵かきしない人

お絵かきする人

 

ぼくの場合ですと、お絵かきならクリスタ、手書きや図表にはnoteshelf2という使い分けになっています。

それにしても、ほんっと、いつでもどこでもお絵かきできるようになりましたねぇ。

屋外でお絵かきしようと思えば、画板やバケツや筆に絵の具にと、お絵かきセットが大荷物になりますが、これがiPad ProとApple Pencilであらゆる画材を代用可能なんて、夢のようです(^^)

いつかスケッチ旅行なんていってみたいですなぁ。

 

追伸. Apple Pencilのレビューもあるよ

Apple Pencilの描き味や使用感についてのレビューも書きましたので、ぜひ合わせてご一読ください。

>> Apple Pencilレビュー:イラスト描く描かない問わずお薦め!