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iPadファン

タブレット7枚も買った痛オタク…もとい板オタクが、気ままにiPadをレビューするブログ

MediBangPaint for iPad レビュー

アプリ

本日は、お絵かきアプリ『MediBangPaint for iPad』をレビュってみたいと思います。

ちなみに読み方は『メディバン ペイント』と読みます。『メディバング』ではありませんのであしからず(^^;

 

 

特筆なのは、筆圧感知の『指モード』!

iPadの画面に手のひらを置いたまま描画できるか!?

タブレットで絵を描くためには、この難題を避けては通れません。この機能は、『手のひらを排除する』という意味でパームリジェクションと呼ばれています。

このパームリジェクションがイマイチだとどうなるのかというと、描画中、タッチパネルが手のひらに反応して画面が突然ズレたりします。ズレるとどうなるのかというと……イラッとします(^^;

些細なことと思うなかれなのです。コンピュータ操作にって、この小さなイラッが募るのは一大事なのです。

100回……1000回とイラッさせられると、もはや「ふざけんなコノヤロー!!!」と10万円のタブレットをぶち壊したくなるのです。でもぶち壊してしまったら10万円を燃やすようなもの、だからグッとこらえます。

このイラッ……グッ……を繰り返すほどに、お絵かきがツラくなってくるのです。

ぼくが短気なだけ?

まぁそれはともかく、描画に集中するほどに、手のひらがどこに触れているかなんて気にしていられませんから、このパームリジェクションは最重要課題です。

 

メディバン ペイントのパームリジェクションは、オンにするとタッチ操作が一切カットされてしまうという欠点がありました。指先で画面をスライドさせようと思うと、いちいち、手のひらアイコンをタップせねばならなかったのです。

ですが最近これがアップデートされまして。パームリジェクションとは別に『指モード』というのが用意されました。

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筆圧感知パネル内に選択肢が増えてます。

パームリジェクションは、従来通り、キャンバス内の指での操作を完全シャットアウトするのですが、特筆なのは『指モード』。

この『指モード』を選択すると、指先で、なんと──消しゴムが使えるのです!

つまり、Apple Pencilでは線を引き、指先では線が消せるのです!! もちろん色塗りも消せます。

すごい。この発想はなかったわぁ。

メディバン ペイント、大変よく考えられています。Photoshopのオマケで開発されたAdobeアプリとは段違い。

正確には、指先では『透明色で描画』とのことですが、機能的には消しゴムと変わりませんので、以降は『消しゴム』と表現します。

 

さて。

Apple Pencilで線、指で消しゴム、という使い分けができるとどうなるのか?

「あっ。色をはみ出しちゃった!」

というとき、いちいち、消しゴムアイコンをタップする必要がなくなるのです。

Apple Pencilを支える人差し指をちょいと伸ばせば……はみ出した色が消せるのです!

すっげー。

この操作性は、タッチパネルならではですわ。

というか、iPad Proのなめらかな操作性だからできる芸当ですわ。

メディバン ペイントは、画面下に設置されているショートカットパネルが秀逸なので、
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ペン切り替えは他アプリと比べてラクだったのですが、これがさらにラクになりました。

 

もうほんと、物理ボタン必要ないわぁ。

タッチパネルとアプリが秀逸だと、もはや、左手用コントローラーなんて必要なくなるのですね。こんな感じのヤツ。

さよおならセシルス……って感じです。

 

そしてこの『指モード』では、一本指では消しゴムで、二本指では、なんと、拡大縮小移動ができるようになっています。

これまた秀逸!

ごく希に、誤認識で消しゴムとなってしまい、ドット抜けのような消し跡がついてしまいますが、まぁ許せる範囲です。今後のバージョンアップに期待しましょう。

とにかく二本指での拡大縮小移動。

手のひらアイコンをタップすることなく、これができるようになると、めちゃくちゃ、めっっっちゃくちゃ便利!

もう、巨大液タブいらないですよ。24インチとか27インチとか、こんな感じのヤツ。

巨大画面のために、わざわざ机を用意する必要もないですよ。机の上でもソファの上でも屋外でも、12.9インチのiPad Proがあれば事足りてしまうことでしょう。

そもそも大画面になったらペンストロークも長くなりますし、それはそれで描画しにくいと思うのです。

さよおならワコム……って感じです。

 

この拡大縮小移動の心地よさは、体験してみて頂かないとなかなか伝えられないかなぁ。

従来の拡大縮小移動──マウスホイールであったり、タッチホイールであったり、ショートカットキーであったりが、どれほど、どれっほどストレスフルであったか。

作画が早くなることも間違いなし。

板タブには戻れません。

iPad ProとApple Pencilとメディバン ペイントは、最強のお絵かきセットになりました。

もう感涙ものですよ。

 

 

今後期待したい機能

指モード実装により使いやすくなったメディバン ペイントですが、今後は、こんな感じの機能を期待したいですね。

 

指モードでの回転も

二本指をねじるようにスワイプで、キャンバス回転できたらベスト! iPad Proは薄くて軽いので、iPad Pro本体を回せばいい、といえばそうなのですが、これだと、傾斜をつけて描画できないのですね。

 

ペンサイズを登録したい

現状は、ペンサイズはスライダーで変更するようになっています。
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これを、PC用お絵かきアプリのように、ペン先を登録して一覧表示させたいのです。ここまでのサイズ数はいらないけど。
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こうすることで、ワンタップでペンサイズを変えることができて便利。

ぼくのような、文系デジタルお絵かき人間には、数値でしっかり判断したいのですわ。もはや、文系なのか理系なのか、アナログ派なのかデジタル派なのか……(^^;

 

筆圧感知を独自設定したい

筆圧は、自分好みにカスタマイズしたいですね。ぼくの好みでは、もうちょい、筆圧感知をあげたいところ。

 

消しゴムには、カーソル円を表示させたい

Apple Pencilが秀逸なので、線の描画にはカーソル円は必要ないと思いましたが、消しゴムにはやっぱりほしいな。消しゴムサイズが分からないため、必要な箇所まで消すことがちょくちょくあります。

今回のバージョンアップで、サイズ調整中にカーソル円が表示されるようになったので、だいぶ分かりやすくなりましたが、できれば描画中も表示してほしいですね。

 

縦長にも対応してほしい

キャラ全体を描くときは、iPad Proを縦長にしたほうが描きやすいのですが、メディバン ペイント全体の画面は縦表示にならないのです。

現状は、キャンバスを90度回転させて縦書きしているのですけれども、ツールボタンは当然横なので、見にくいんですね。メディバン ペイント自体が回転してくれたほうがベストなわけです。

あるいは、ショートカットパネルだけでも回転させたいところ。

 

 

メディバンはサポートも秀逸

以上のような要望を、クレーマーのごとく(゚Д゚)メディバンへ送りまして。

返信こないか、早く来ても2〜3日、遅いと1週間くらいかな?と思っていたのですが、なんと、数時間で返信がきました。

すごい。無料ツールでここまでやるか? って感じです。運営会社の収益構造はいったいどうなってるのでしょうか(^^;

 

しかも、ぼくがこのような要望を送った数日後にアップデートされて、指ツールが実装されたのです。

もちろん、ぼく一人が要望したからということではなく、パームリジェクションについては多くのユーザーから要望があったのでしょうけれども、ユーザーの要望をしっかりと聞き入れてくれる企業なのだということがはっきり分かりました。

ほんと、Adobe社とはえらい違いです。

あ、すみません、ぼく、Adobeダイキライなので。あなたがAdobeファンだったらごめんなさい。

でもAdobeは、独占市場をいいことに有無を言わさず定額制に移行するわ、年間6万円も払っているというのにサポート窓口は巧妙に隠されているわ、苦労して問い合わせても、最後は「あんたのパソコンのせいです」とテンプレ返信がくるわ!

Appleなんて、AppleCareに加入していれば、電話一本でどんな相談にも乗ってくれるんですよ? MacのAppleCareは3年間で確か3万円前後、年間1万円です。それが、年6万円も搾取しているAdobeは……

さらにPhotoshopもDreamweaverも、バージョンアップするほどにバグが増える始末。そしてそのバグをユーザーPC環境のせいにして、ユーザーの声など一切聞かない、と。

ふざけているにもほどがある会社です。昔は先進的な優良企業だったのに……。マクロメディアが日和らなければ……(ToT)

アレですかね、やっぱり独占がまずいのですかね。例えばMicrosoftなんかは、最近は、ユニークなことを考えるようになりましたし。GoogleやAmazonやAppleに押されて。

あ、すみません。怒りのあまりテーマがズレました。

 

とにもかくにもメディバンは、ユーザーの声をしっかり聞き取ってくれる企業だとわかりましたので、ここをお読みの皆さんも、どんどん要望を送りましょう。クレーマーだなどと思わずに。

もちろんメールの書き方には気をつけましょう。あちらさんも人間ですから。

ぼくたちが作っていくアプリ、それがメディバンなのだと考えたらいいかもですね。

要望とは開発アイディアでもありますから、あっちも嬉しいはずです。お絵かきアプリ市場は、大変なレッドオーシャンですから。

メディアンの要望ページはこちら

ユーザー全員で、よりよいアプリに育てていきましょう(><)b